11/19 オンライン開催「新型コロナワクチンから考える格差」

「新型コロナに対する公正な医療アクセスをすべての人に!」連絡会 × 学生団体・日本国際保健医療学会学生部会 ジャイフエスjaih-s共催イベント

現在高所得国を中心にワクチン接種が進み、2回接種した人が7~8割に到達しています。
一方で、低中所得国ではその割合はわずか1~2割にとどまっており、コロナ禍にある人々の環境は国によって大きな格差が生じています。
COVID‐19ワクチンの供給格差は、高所得国と低中所得国の医療アクセスの格差を示す一端に過ぎません。
そこで本企画では、「COVID‐19が映す命の格差」と題したドキュメンタリー視聴を通して、COVID‐19ワクチンの供給格差に焦点を当てます。
その背景にある経済・社会的要因などとの関連性への理解を深め、医療格差是正のための実際の取り組みについて、
市民社会ネットワーク、国際NGO、日本の臨床現場、アジア諸国の草の根などの様々な視点から話題提供をしていただきます。
それらを踏まえ、グループディスカッションでは医療アクセスの格差の問題を様々な角度から考えてみたいと思います。
この機会に是非、医療アクセスの格差の現状について学び、解決に向けたアプローチを一緒に考えてみませんか?
当日皆様とお会いするのを運営一同楽しみにしております。

【開催日程】11月19日(土)16時~17時半
【開催方法】Zoom(学術大会は愛知県立大学長久手キャンパスで行われます)
【対象】学生(学部、学科、学年問わず)、社会人
【参加費】本企画のみの参加は無料
【講師の先生】(敬称略)
・宇井 志緒利(PHMジャパンサークル)
・久留宮 隆(永井病院救急科・愛知国際病院総合診療科 (国境なき医師団日本副会長)
・林 かぐみ(アジア保健研究所)

【プログラム】
16:00~16:05 オープニング・講師紹介
16:05~16:10 ドキュメンタリーの振り返り
16:10~16:40 ご講演
16:40~16:55 質疑応答
16:55~17:20 グループディスカッション
17:20~17:30 総括
※時間は計110分を予定しておりますが、若干の変更の可能性があります。

【参加申し込み】
https://forms.gle/BqGQdd5bD11raKbH8

※お申し込み締め切りは11月17日(木)23:59です。
※何か不明点・ご質問がございましたら、以下のメールアドレスまでご連絡をお願い致します。jaih.s.17th@gmail.com

皆様のご参加を心よりお待ちしております!

【講師紹介】
〇林かぐみ(はやしかぐみ)さん
ご所属:公益財団法人アジア保健研修所(AHI)
ご略歴:民間企業勤務を経て、AHIに入職。現在事務局長。アジア各国で住民主体の地域保健・開発活動をめざすNGOや地域のリーダーと出会う。
AHIでは、個々人が自分の経験を振り返り、他の人と共有することを通して「学び合いの場」をつくり出そうとしている。

〇宇井志緒利(ういしおり)さん
ご所属: People’s Health Movement (PHM世界民衆保健運動)-Japan Circle 共同幹事、立教大学文学部兼任講師
ご略歴:学生ボランティアをきっかけに、NGO職員として、カンボジア・フィリピンなどアジア諸国における地域保健開発ワーカー育成支援に従事。
1992年~93年はカンボジアに常駐し、農村開発や国内避難民支援に携わる。2007年名古屋大学大学院医学系研究科修了。

〇久留宮 隆(くるみやたかし)さん
ご所属:医療法人永井病院 救急科
ご略歴:昭和52年愛知県立旭丘高等学校卒業。昭和59年三重大学医学部卒業、第一外科入局。以後、三重県・愛知県の病院にて外科医師として働く。2004年より国境なき医師団外科医として活動。