
わたしたちが毎日口にする食べ物。
その出発点にある「タネ」について、普段意識することはありますか?
本セミナーでは、アフリカと日本を舞台にタネと農の現場を見つめてきた西川芳昭先生をお迎えし、「タネと食料」を多面的に掘り下ます。「食べること・作ることの主体は誰か・食料主権について」「生物多様性と作物の品種」「タネを護る人のまなざし」「アフリカでの学び」などについて、わかりやすく語っていただきます。
アフリカに関心のある方も、食や農、エコロジー、社会問題に関心のある方も。きっと、これまで知らなかった「世界とタネとあなたの食べるもののつながり」が見えてくるはずです。若者からシニア世代まで、広く一般向けの内容ですので、初めての方もどうぞ気軽にご参加ください。
日時:6月25日(水)19時00分 ~ 20時30分
形式:オンライン(zoom 利用)
参加費:500 円
お申込みURL:https://forms.gle/KZ6JiYMzpFZfchRP8
講師紹介 西川芳昭(にしかわ・よしあき)
龍谷大学経済学部教授。専門は農村開発・農業生物多様性管理。奈良県の採種農家・種苗商に生まれ、ガーナ・エチオピア・ブルキナファソ等アフリカ大陸18か国を含む国内外のフィールドで、農家の種子調達や品種管理の調査研究を行う。著書に『作物遺伝資源の農民参加型管理』(農村漁村文化協会)、『種子が消えればあなたも消える 共有か独占か』(コモンズ:日本国際地域開発学会学術賞受賞)、編著に『生物多様性を育む食と農』(コモンズ)、『タネとヒト』(農山漁村文化協会)、『人新世の開発原論・農学原論』(北野収との共編著・創成社:日本NPO 学会賞受賞)などがある。
問合せ:ajf.shokuryo@gmail.com
主催:アフリカ日本協議会FAOの資料を読む学習会