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ケン・サロウィワ氏らの処刑を巡ってアフリカでの報道

『アフリカNOW 』No.15(1995年発行)掲載

(前略)

このような(政権の)大胆な思い上がりに対しては、強く効果的な行動を取る必要がある。それは単にアバチャ政権に対して制裁を加えるという意味だけでなく、この程度の制裁で十分であろうと彼と同様に考えている人々に対しても(我々の意志を)明確に示す必要があるからである。

英連邦と国際連合はナイジェリアをその気候から追放すべきであり、このように国民の命を取引の材料にして政権を延命させるような政府に対しては、威儀を正して制裁を科すべきである。

制裁はアバチャ自身を含むナイジェリア政府高官に対する訪問受け入れの全世界的拒否や、国の生命線であるナイジェリア産の石油の売買拒否が含まれるべきある。

我々はこれらの制裁によって、罪もないナイジェリアの人々が一番の被害者になるであろう事に関しては胸が痛むのであるが、これがこの軍事独裁政権が理解できる唯一の言語であることを理解していただきたい。

英連邦と国際連合は加盟国の「内政に関する不干渉」の名の下に、アバチャが自国民を無理矢理服従させるようなことを無視することはできない。

その国の民政復帰への不可避のプロセスを遅らせるためにあらゆる計略と言い訳を使うような政府に対しては、1991年シアド・バレーの独裁政権が倒れて以来、無政府・無秩序状態になっているソマリアでさえ、政府としての不名誉を恥じるであろう。

国際社会はアフリカ、そして自らに対して明確に行動する責任を負っている、しかも今すぐに。さもなければナイジェリアの罪もない多くの人々の犠牲が無に帰してしまうであろう。そして、臆病な国際社会によって裏切られてしまうことは言うまでもない。

 


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