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出張報告(国際保健GFAN会合)

3月の第1週、AJF国際保健部門では国際機関であるグローバルファンド(世界エイズ・結核・マラリア対策基金)に対する協力と提言をおこなう市民団体の連合体「グローバルファンド・アドボケーツ・ネットワーク(GFAN)」の会合に参加するため、オランダのアムステルダムに出張してきました。コロナウイルスの影響も心配されましたが、渡航も会議もスムーズだったのは幸いでした。

GFANはグローバルファンドが対象とする三大感染症を中心に保健の活動を行う世界約650団体が加盟するネットワークです。エイズ、結核、マラリアのそれぞれの疾病に特化した活動をしている団体から、横断的な活動をしている団体、コミュニティの中に入って活動している団体、グローバルなレベルでの保健政策の提言を行う団体などが集まりました。

AJFは2002年の設立当初よりグローバルファンドに関する情報共有などの活動を行ってきましたが、GFANには発足した2012年より関わり、なかでも地域グループGFAN-AfricaとGFAN-Asia Pacificとは機会があるごとに連携してきました。昨年のTICADではGFAN-Africaと、G20への提言を行ったCivil 20のグローバルヘルスワーキンググループではGFAN-APと共同でイベントや会議の開催を行いました。

会議の議論の中心は、昨年目標額を達成した第6回増資会合に関する振り返りと次の増資会合(2022年)への戦略づくりに向けた意見交換が行われました。AJFはCivil 20のグローバルヘルスワーキンググループのローカル(ホスト国)コーディネイターを務めたことから、C20にの活動について稲場より発表を行いました。

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ワークショップで話すGFAN-Africaのオリーブ・ムンバさん

また、今ますます注目されているデジタルヘルスとデータの商業利用やプライバシーの保護に関する懸念についての議論も行われました。コロナウイルスについては緊急会合が開かれ、特に人権保護や三大感染症への影響についての意見が交わされました。

AJFの国際保健部門は第7回アフリカ開発会議、Civil 20、第6回グローバルファンド増資会合をメインに2019年度の活動を行いました。2020年度以降、中期的な計画を含めて今後の活動を具体化するため、この会合での議論や各国で活動する市民団体と情報交換、交流は大変よい刺激になりました。