食料への権利の視点から考える食料安全保障

AJF・HFW・JVC・明治学院大学国際平和研究所共催 2010年度「飢餓を考えるヒント」第5回 案内

イベント概要

日時:2010年11月12日(木)午後6時30分~8時30分
講師:勝俣誠さん、斉藤龍一郎
会場:明治学院大学白金校舎 2号館2202教室教室

連続公開セミナー第4回「私たちの暮らしと世界の食料安全保障~何ができる のか?~ 」では、日本国内の食料生産の現状をふまえながら、日本の食料安全 保障の危うさについて議論されました。海外から食料を買うことができる私たち は、かろう じて「食料はある」という安心感を保てていますが、日本と同じく 食料の確保を輸入に頼る国も多い途上国には、その安心感はありません。

このように、食料を「買える人」は食べることができるという現状のなかで、 全ての人に平等に保障されているはずの食料への権利とは何なのか、ま た、そ もそも「食べる」ことがもつ意義とは何なのか、長きにわたって、食料安全保障 についての研究や情報発信を行ってきた、明治学院大学教授の勝 俣誠さんと (特活)アフリカ日本協議会事務局長の斉藤龍一郎さんより報告と提起をいただ き、討議します。

【講師プロフィール】
勝俣 誠さん
明治学院大学国際学部教授。1969年早稲田大学経済学部卒業、1978年パリ第一大 学開発学博士課程卒業。西アフリカ・セネガルのダカール大学 客員教授、カナ ダ・モントリオール大学招聘教員などを経て現職。日本国際開発学会常任理事。

斉藤 龍一郎
(特活)アフリカ日本協議会事務局長。1990年にアパルトヘイト否!国際美術展 下町展開催に関わったことをきっかけにアフリカへの関心を深め、 1994年にAJF 入会、2000年より現職。食料安全保障、アフリカ障害者の10年、アフリカ子ども 学に関わる取り組みを担当。

イベント報告 

講演の内容については、2010年度のセミナー記録をもとに作成した冊子「飢餓を考えるヒント」をご覧ください。

飢餓を考えるヒントNo.3「食料への権利の視点から考える」

食料安全保障研究会リンクバナー