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【共催イベント】3/6 西サハラは誰のもの? ートランプ外交の負の遺産を越えて

【共催イベント】3/6オンラインセミナー
「西サハラは誰のもの? ートランプ外交の負の遺産を越えて」

ウェビナー3月6日日時:2021年3月6日(土)午後3時半〜5時半(開場3時15分)
形式:オンラインセミナー
参加費:無料
講演:板垣雄三さん(東京大学名誉教授)
  「西サハラの世界史的位置を考えるートランプの置土産を眺めつつー」
スピーチ:ファトマ・ブラーヒーム・モフタールさん(西サハラ学生連合、「壁に向かって叫ぶ」グループ)
主催:西サハラ友の会
共催:特定非営利活動法人 アフリカ日本協議会(AJF)、科学研究費補助金基盤研究(A)「トランスナショナル時代の人間と「祖国」の関係性をめぐる人文学的、領域横断的研究」(代表・岡真理)

【申込み方法】以下のフォームからお申し込みください。

締め切りは3月4日深夜12時です。3月5日に参加するのに必要なリンクを送ります。フォームからの申込みが難しい場合は、事務局宛に直接お申し込みください。

申込み用フォームへのリンク:
https://forms.gle/291qSEhf87zC88tb9

友の会事務局:info@fwsjp.org

【開催の趣旨】
アフリカ最後の植民地といわれる西サハラ。1975年、スペインからの独立過程で隣国モロッコに侵略・占領されました。1991年、国連安保理は独立の是非を問う住民投票の実施を決定しました。しかし、米国、フランスの後ろ盾を得たモロッコはこれを妨害し続け、住民投票はまだ行われていません。モロッコは西サハラに移民を送り込んでサハラーウィ(西サハラの人びと)を脇に追いやり、西サハラに眠る貴重なリン鉱石を採掘し、豊富な海産資源から利益を上げ、リゾート開発を進めています。占領に対して声をあげるサハラーウィには、逮捕・拷問・投獄といった弾圧が待ち受けています。
2020年12月10日、トランプ前大統領は、モロッコがイスラエルとの関係正常化を受け入れるのと引き替えに、米国はモロッコの西サハラへの主権を承認すると発表しました。西サハラの住民が自決と独立の権利をもつことは国連安保理決議で確認され、住民投票が約束されているところにこの取引外交です。国連、EU、各国政府はこの主権承認には同調しないと述べています。トランプ外交が国際法を踏みにじってつくった置き土産を、はたしてバイデン新政権はどうするのでしょうか。また、西サハラ問題に日本の私たちはどう向き合ったらいいのでしょうか。
現地では、11月8日、西サハラ南部の軍事緩衝地帯、ゲルゲラートで抗議の道路封鎖をしていたサハラーウィたちがモロッコ軍によって蹴散らされるという事件が起きました。この道路はモロッコが軍事緩衝地帯に勝手に建設したもので、西サハラの資源搾取を支える道路であり、さらにこれでモロッコは西アフリカ全域へのアクセスを手に入れたのです。サハラーウィはこの占領の既成事実化に抗議するため道路を封鎖しました。ポリサリオ戦線はモロッコ軍の緩衝地帯侵入を受けて停戦破棄を通告。1991年から続いた停戦は危機に陥っています。
今回のセミナーでは、中東・アラブ・イスラーム世界がご専門の板垣雄三さんをお迎えし、トランプ政権下で揺さぶられた中東北アフリカの状況を振り返り、西サハラの世界史的位置を考えます。また、チンドゥーフ(アルジェリア)の難民キャンプに暮らす大学院生、ファトマ・ブラーヒーム・モフタルさんから現地の若者の声をお聞きします。

【プログラム】
15:30-15:35 開会あいさつ
15:35-15:50 西サハラ問題解説 岩崎有一さん(ジャーナリスト)
15:50-16:50 講演 板垣雄三さん(東京大学名誉教授)
      「西サハラの世界史的位置を考える
        ートランプの置土産を眺めつつー」
16:50-17:10 質疑応答
17:10-17:25 スピーチ ファトマ・ブラーヒーム・モフタールさん
      (西サハラ学生連合、「壁に向かって叫ぶ」グループ)
       *スペイン語による動画。日本語字幕付き。
17:25-17:30 閉会あいさつ

司会:津山直子(AJF共同代表理事)

【スピーカー・プロフィール】
板垣雄三さん
東京大学名誉教授。文化功労者。専門は中東、イスラーム。『イスラーム誤認 衝突から対話へ』(岩波書店、2003年)、『「対テロ戦争」とイスラム世界』(岩波新書、2002年)、『歴史の現在と地域学ー現代中東への視覚』(岩波書店、1992年)等、単著・共著・編著多数。エドワード・サイード『オリエンタリズム』(平凡社、1986年)の翻訳監修(共同)も務めた。

ファトマ・ブラーヒーム・モフタール(Fatma Brahim Mokhtar)さん
アルジェリア西部のオラン第一大学人文・イスラーム学部メディア・コミュニケーション学科視聴覚学専攻修士課程に在籍中。西サハラ学生連合(正式にはサギア・エル=ハムラとリオ・デ・オロ学生連合[UESARIO: Unión de Estudiantes de Saguia el Hamra y Rio de Oro])に所属し、「壁に向かって叫ぶ」グループのメンバー。「壁」とはモロッコが作った全長2,700kmに及ぶ砂の壁。壁の西側はモロッコの占領地、東側は解放区。

【西サハラ友の会】
西サハラ友の会は2019年に発足した市民の会で、西サハラの人びとが平和のうちに暮らし、自分たちの国の未来を自分たちで決めることができるよう、日本を含む国際社会が協力して問題の解決にあたることを呼びかけています。ホームページ、セミナー、友の会通信などを通じて、みなさんと情報を共有しています。

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