ナイジェリア連邦共和国(2018.3~2023.11)
2024.3 北部地域の紛争、マクロ経済危機、高騰する食料価格
・2024年6月から8月の端境期に約2,646万人が深刻な急性食料不安に直面すると予測されている。これにはCHフェーズ4(緊急事態)に陥っている100万人以上が含まれており、2023年に推定された2,486万人を上回っている。しかし、この増加はCH 分析の適用範囲の拡大を部分的に反映している。
・急性食料不安は、ほとんどが北部諸州における内乱と紛争の激化の結果であり、農業活動と市場を混乱させただけでなく、2023年6月時点で約349万人の避難民を生み出した。
・ナイラの価値が急落したことによる高インフレ率が、脆弱な世帯の食料へのアクセスを経済的に制限している。
・2023 年 12 月時点で、主にカメルーン出身の 8万6,000人を超える難民と庇護希望者が同国に居住している。
2023.11 北部における紛争、マクロ経済危機、食料価格の高騰
- 2023年の6月から8月の間に、約2,490万人が急性食料不安に直面すると予測されていた。これには、CHフェーズ4(緊急事態)の約114万人が含まれており、これは2022年に推定された1,945万人を上回っている。しかし、増加は主にCH分析の地理的範囲拡大を反映している。
- 急性食料不安は主に北部諸州における社会不安と紛争の結果であり、これらは農業生産活動を混乱させ、2023年6月時点で約358万人の人々が避難する原因となった。
- 2023年にナイラが大幅に価値を失ったことが一因となり、高いインフレ率が、脆弱な世帯の食料へのアクセスを経済的に制限している。
- 2023年8月時点で、主にカメルーンからの約9万4,000人の難民が国内に居住していた。
2023.7 北部における紛争、食料価格の高騰、マクロ経済の課題
- 2023年6月から8月の端境期には、CHフェーズ4(緊急事態)の約114万人を含め、約2,486万人が急性食料不安に直面すると予測されている。これは2022年に深刻な食料不安と推定された1,945万人を上回っている。しかしこの増加は、主にCH分析の地理的範囲の拡大を反映している。
- 急性食料不安は、主に北部諸州における治安悪化と紛争が原因で、農民の土地への物理的なアクセスを妨げられて農業活動を混乱させたことだけでなく、2023年4月時点で約357万人の避難民を生み出した。
- インフレ率の高止まり、並行市場でのナイラ安、燃料価格の高騰、2023年初頭の新紙幣導入に伴う現金不足の影響が長引くなど、マクロ経済上の課題によって脆弱な世帯の食料安全保障の状況を悪化させている。
- 2023年5月時点で、9万2,000人近くの主にカメルーンからの難民が居住している。
2023.3 北部での紛争、洪水、食料価格の高騰、景気低速
- 2023年6月から8月の端境期には、約2,530万人が急性食料不安に直面すると予測されており、その中には、CHフェーズ4(緊急事態)の約187万人、CHフェーズ5(大災害)の約4,000人が含まれる。これは、1,945万人が急性食料不安に陥ると推定された昨年に比べ、大幅に悪化することになる。
- 急性食料不安の主な原因は、北部諸州における治安状況の悪化と紛争である。それによって、2022年3月現在(入手可能な最新データ)約317万人が避難生活を余儀なくされ、農民の土地へのアクセスが制約されている。2022年に発生した広範な洪水は、全国約450万人が影響を受けた。それにより、特にすでに高いレベルの不安に直面している地域では、状況がさらに悪化している。食料価格の高騰と2023年に予想される経済成長の鈍化は、深刻な食料不安のさらなる原動力となっている。
- 2023年1月現在、約9万2,000人のおもにカメルーン共和国からきた難民が住んでいる。
2022.12 部地域での紛争、穀物生産の局地的な不足、食料価格の高騰
- CH分析によると、北部の州における治安の悪化や紛争、局地的な主食の生産不足、 食料価格の高騰と所得の減少によりCHフェーズ4(緊急事態)の約78万人とCHフェーズ5(大災害)の約3,000人を含む、1,700万人が2022年10月~12月の間に人道的食料支援を必要としている。状況は今後さらに悪化し、2023年6月~8月の間には、2,530万人が深刻な食糧不安に直面すると予測されている。これにはCHフェーズ4(緊急事態)の約187万人と、CHフェーズ5(大災害)の約4,000人が含まれている。
- 2022年3月時点(最終データ)では、 約316万人が国内避難民と推定され、そのほとんどが北部の州である。
- 2022年11月時点で、洪水により約330万人に影響を与えた。北東部の州を中心に、食料難、栄養失調、暴力などの影響を受けている地域の状況をさらに悪化させている。
2022.7 北部地域での紛争、穀物生産の局地的な不足、食料価格の高騰
- Cadre Harmoniséの最新の分析によると、2022年6月から8月にかけて約1,945万人が人道的食料援助を必要とすると推定され、この中には北部諸州での治安および紛争悪化、主食作物の局地的な雨不足、高騰する食料価格、収入減少によりCHフェーズ4(緊急事態)に陥るとされる118万人が含まれる。北部諸州では、2021年10月の時点で、約314万人が国内避難民となっていると推定された。
2022.3 北部地域での終わらない紛争、穀物生産の局地的な不足
- 「Cadre Harmonisé」の最新の分析によると、特に北部州において新たな人口移動引きここしている紛争の悪化、食料価格の高騰、世帯購買力の低下により、2021年10月から12月にかけて約1,290万人が人道的食料援助を必要とすると推定されている。北部諸州では、2021年10月の時点で、320万人以上が国内避難民となっていると推定される。
- 2022年6月から8月の収穫高が減る時期には、1,800万人が深刻な食料不安に直面すると予測され、そのうち62万人はCH フェーズ4に直面し、1万3550人がCH フェーズ5に直面すると予測されている。
2021.12 北部地域での終わらない紛争
- 「Cadre Harmonisé」の最新の分析によると、特に北部州において新たな人口移動引きここしている紛争の悪化、食料価格の高騰、世帯購買力の低下により、2021年10月から12月にかけて約1,290万人が人道的食料援助を必要とすると推定されている。北部諸州では、市民の不安や自然災害により、300万人以上が国内避難民となっていると推定される。人道的介入が不可能な地域は、最悪の食糧不足に直面している。
- 2022年6月から8月の収穫高が減る時期には、1,800万人が深刻な食糧不安に直面すると予測されている。
2021.9 北部地域での終わらない紛争
・「Cadre Harmonisé」最新号の分析によれば、特に北部の州において、さらなる避難民を生み出している紛争悪化の結果として、2021年6月ー8月期に約1,282万人が人道支援を必要としていると推定された。290万人以上が北部州で紛争および自然災害により国内避難民になっていると推定される。人道支援の介入が届いていない地域では、最悪の食料危機に直面している。最近の豪雨による洪水により、影響の出た地域で支援が届くのがさらに難しくなった。
2021.7 北部地域での終わらない紛争
・「Cadre Harmonisé」最新号の分析によれば、特に北東、北西及び中北部地域において、さらなる避難民を生み出している紛争悪化の結果として、2021年6月ー8月期に約1,280万人が人道支援を必要としていると推定された。280万人以上が東北部のアダマワ州、ボルノ州、ヨベ州での紛争および北部の西側から中央地帯にかけての地方組織の対立と自然災害により国内避難民になっていると推定される。人道支援の介入が届いていない地域では、最悪の食料危機に直面している。
2021.3 北部地域での終わらない紛争
・「Cadre Harmonisé」最新号の分析によれば、特に北東、北西及び中北部地域において、新たな避難民を引き起こしている、悪化する紛争の結果として、2021年6月ー8月期に約1,290万人が人道支援を必要としていると推定された。
270万人以上が東北部のアダマワ州、ボルノ州、ヨベ州での紛争および北部の西側から中央地帯にかけての地方組織の対立と自然災害により国内避難民になっていると推定される。人道支援の介入が届いていない地域では、最悪の食料危機に直面している。
2020.12 北部地域での終わらない紛争
・「Cadre Harmonisé」最新号の分析によれば、2020年10月-12月期に人道支援を必要とした人の数は約980万人と推定されている。
・270万人以上が東北部のアダマワ州、ボルノ州、ヨベ州での紛争および北部の西側から中央地帯にかけての地方組織の対立と自然災害により国内避難民になっていると推定される。人道支援の介入が届いていない地域では、最悪の食料危機に直面している。
2020.9 北部での終わらない紛争
・「Cadre Harmonisé」最新号の分析によれば、2020年6月から8月期に約700万人が人道支援を必要とすると推定された。
・アダマワ北東州および、ボルノとヨベにおける紛争、北部の西側から中央地帯にかけての地方組織の対立および自然災害により、260万人以上が国内避難民となっている。人道支援にアクセスできない地域では、最悪の食料危機状況に直面している。
2020.7 広範囲な食料アクセスの欠如
北部での終わらない紛争
・「Cadre Harmonisé」最新号の分析によれば、2020年6月から8月期に約700万人が人道支援を必要とすると推定された。
・持続する社会不安により260万人以上が国内避難民となっている。人道支援にアクセスできない地域では、最悪の食料危機状況に直面している。
2020.3 広範囲な食料アクセスの欠如
北部での終わらない紛争
・「Cadre Harmonisé」の分析によれば2019年10月から12月期に約400万人が食料支援を必要としたと推定された。
・持続する社会不安により250万人あまりが国内避難民となっている。人道支援にアクセスできない地域は、食料危機が最も危険な状況に直面している。
2019.12 広範囲な食料アクセスの欠如
北部での終わらない紛争
・「Cadre Harmonisé」の分析によれば2019年10月から12月期に約400万人が食料支援を必要とすると推定された。
・持続する社会不安により230万人あまりが国内避難民となっている。人道支援にアクセスできない地域は,食料危機がさらに悪化している。
2019.9 広範囲な食料アクセスの欠如
終わらない紛争による北部での食料事情の悪化
・「Cadre Harmonisé」の分析によれば、2019年6月から8月期に約500万人が食料支援を必要とすると推測された。
・続く紛争により190万人が国内避難民である。この地域は人道支援介入が入りづらいことから、食料事情はさらに悪化する。
2019.7 広範囲な食料アクセスの欠如
終わらない紛争と社会不安
・「Cadre Harmonisé」の分析によれば、2019年6月から8月期に約495万人が食料支援を必要とすると推測された。更に、国内避難民は190万人と推測された。
・長引く社会不安は、主として食料や収入の供給源に影響を与え、脆弱な世帯への食料アクセスに制限を与えている。人道支援にアクセスできない地域は、最悪の食料保障環境に直面している。
2019.3広範囲な食料アクセスの欠如
北部地域での終わらない紛争による国内避難民の発生、市場崩壊そして食料アクセスの困難
・「Cadre Harmonisé」の分析によれば、2019年6月から8月期に約450万人が支援を必要とすると推測される。
・社会不安が長引き、200万人以上が国内避難民となっている。人道支援にアクセスできない地域は、最悪の食料保障環境に直面している。
2018.12広範囲な食料アクセスの欠如
北部地域での終わらない紛争
・「Cadre Harmonisé」の分析によれば、10月から12月期に約240万人が支援を必要とすると推測された。
・現在進行中の社会不安は脆弱世帯の食料アクセスを制限し、市場機能と生計活動に引き続き影響を及ぼしている。人道支援にアクセスできない地域は、最悪の食料保障環境に直面している。
2018.9広範囲な食料アクセスの欠如
継続する紛争による北部地域での避難民、市場の混乱、食料支援へのアクセスの制限
・「Cadre Harmonisé」の分析によれば、6月から8月期に約530万人が支援を必要になるとしている。
・進行中の社会不安は市場機能と生計活動に引き続き影響を及ぼし、脆弱世帯の食料アクセスを制限している。人道支援にアクセスできない地域は、さらに悪い食料保障の状況に直面している。
2018.6広範囲な食料アクセスの欠如
続く紛争が、北部地域での避難民、市場の混乱、食料支援へのアクセスの制限の原因となっている
•2018年「Cadre Harmonisé」の分析によれば、約310万人が支援を必要としている。6月から8月期にはこれが530万人に増加すると予想されている。
•現在進行中の社会不安は脆弱世帯の食料アクセスを制限し、市場機能と生計活動に引き続き影響を及ぼしている。人道支援にアクセスできない地域は、最悪の食料保障環境に直面している。
2018.3広範囲な食料アクセスの欠如
経済不振、通貨安の進行、北部地域 での避難民発生と深刻な社会不安
・約316万人が厳しい食料危機に直面しており救命のための緊急支援および生計支援を必要としていると推定される。このうち約2,000人が飢 きん( *IPC の「壊滅的」に相当)の状態にある。
・2017年は平年作以上の穀物収穫があったにもかかわらず、北部諸州での紛争続発と通貨安の進行により市場の活動が阻害され、食料価格が高止まりしている。
・北東部の暴動によって170万人が国内避難民となっている。
ナミビア共和国(2018.3~2023.11)
2024.3 穀物生産の局地的不足、食料価格の高騰
・2023年10月から2024年3月の間に、約69万5,000人が急性食料不安(IPCフェーズ3[危機]以上)に直面すると予測されており、昨年の数値と比較して大幅な増加となっている。
・気象や価格高騰、そして経済成長の低迷が、高いレベルの急性食料不安を引き起こす主な要因となっている。
2023.11 穀物生産の局地的不足、景気低迷、食料価格の高騰
-
推定69万5,000人が2023年10月から2024年3月にかけて、急性食料不安(IPCフェーズ3[危機]以上)に直面すると予測されており、昨年の数字よりも大幅に悪化している。天候不順、食料価格の高騰、景気低迷が高レベルの急性食料不安を引き起こす主な要因である。
2023.7 穀物生産の局地的不足、景気低迷、食料価格の高騰
-
推定39万人が2023年1月から3月にかけて、深刻な食料不足(IPCフェーズ3[危機]以上)に直面しており、これは2022年の同時期の数字よりも低い。食料価格の高騰と、2022年の穀物生産における局地的な天候不順が主な要因である。
2023.3 穀物生産の局地的不足、景気低迷、食料価格の高騰
- 推定39万人が2023年1月から3月にかけて、深刻な食料不足(IPCフェーズ3[危機]以上)に直面しており、これは2022年の同時期の数字よりも低い。食料価格の高騰と、2022年の穀物生産における局地的な天候不順が主な要因である。
2022.12 局地的な穀物生産不足、経済低迷、食料価格の高騰
- 2022年の食料価格の高騰と局地的な天候不順による穀物生産量の不足により、推定75万人が支援を必要としていた2022年と比較して、2023年1月から3月の期間に深刻な食料不安(IPCフェーズ3[危機]以上)に直面する人の数が同程度になると予想される。
2022.7 主食生産の局所的な不足、経済の低迷
・ 2021年に不作に見舞われた地域や、主に世帯の食料へのアクセスを制約する収入や仕事の減少などのCOVID-19パンデミックの悪影響で、2021年12月から2022年3月の間に推定75万人がフェーズ3(危機)レベルの食料不安に直面すると予測された。
・2022年に穀物生産が増加し、食料不安に良い影響を与えると思われたが、基礎的な食料の価格が高騰しており、実質的な影響は限られる模様である。
2022.3 主食の生産が局所的な不足、経済の低迷
・2021年に不作に見舞われた地域や、主に世帯の食料へのアクセスを制約する収入や仕事の減少などのCOVID-19パンデミックの悪影響で、2021年12月から2022年3月の間に推定75万人がフェーズ3(危機)レベルの食料不安に直面すると予測される。
2021.12 経済停滞と収入の減少
- 2021年は、前年度に比べると食料安全保障の状況は改善した。しかし、COVID-19パンデミックの負の影響、主に収入と雇用の喪失が引き続き各世帯の食料へのアクセスを制限している。
2021.9 経済停滞と収入の減少
・2021年は、前年度に比べると食料安全保障の状況は改善した。しかし、COVID-19パンデミックの負の影響、主に収入と雇用の喪失が引き続き各世帯の食料へのアクセスを制限している。
2021.7 収入の減少
・2021年の収穫量は平年以上で、前年に比べ食料保障は改善されると予想されるが、COVID-19パンデミックの影響により収入と仕事を失い、家計の食料へのアクセスは引き続き制限される見込みである。
2021.3 主食用作物の生産量の局地的不足と、経済低迷
・2020年10月から2021年3月の間に、約44万1,000人が食料不安に陥り、人道支援を必要とすると予測されている。
・食料は十分かつ安定的に供給されているが、主に所得と雇用の喪失などのCOVID19パンデミックの負の影響により、世帯の食料へのアクセスが制限されている。
2020.12 主食の生産量の局地的不足と、経済の低迷
・2020年10月から2021年3月の間に、約44万1,000人が食料不安に陥り、食料援助を必要とすると予測されている。食料は十分かつ安定的に供給されているが、主に所得と雇用の喪失などのCOVID19パンデミックの負の影響により、世帯の食料へのアクセスが制限されている。
2020.9 農業生産量の不足
・COVID-19パンデミック以前に、2020年4月から9月の間に約35万4,000人が食料援助を必要としていたと予測されており、2020年の生産回復によるプラスの影響を反映して、2019年10月から2020年3月の期間の予測を20%近く下回っていた。
・しかし、COVID-19パンデミックの負の影響が、主に所得と雇用の喪失を通じて、2020年第3四半期から2021年初頭にかけて食料不安を悪化させる可能性がある。
2020.7 厳しい局地的食料不安
農業生産不足
・2020年1月から3月期に、43万人がすでにIPCフェーズ3「危機」に直面していた。 予想される農業生産の増加が食料供給を改善するだろうが、生産不足が状況を圧迫する地域もある。
2020.3 厳しい局地的食料不安
干ばつによる農業生産減少
・たいへん厳しい降雨不足により、2019年の穀物生産は急減し家畜の死亡率も高まったため、食料確保に悪影響が出、農家の収入が伸び悩んだ。
・その結果、43万人がIPCフェーズ3「危機」に直面しており人道支援を必要としていると推定される。
2019.12 なし
2019.9 なし
2019.7 なし
2019.3 なし
2018.12 なし
2018.9 なし
2018.6 なし
2018.3 なし
ニジェール共和国(2018.3~2023.11)
2024.3 社会不安、政情不安、食料価格の高騰、局地的な作物生産不足
・2023年11月のCH分析によると、2024年6月から8月の端境期にCHフェーズ4(緊急事態)の約9万5,000人を含め、323万人以上が深刻な食料不足に陥ると予測されている。
・ティラベリ、タウア、ディファ、マラディ地域を含む社会不安の影響を受けた地域では食料へのアクセスが依然として大幅に制限されたままであり、軍事政権奪取後の制裁は、食料価格の急激な上昇を引き起こし、国中の脆弱な世帯の食料不安を悪化させた。
・2023 年の雨季には、約 17 万人が洪水の影響を受けた。
・2024 年 1 月の時点で、同国は主にナイジェリアとマリからの 30 万 6,000 人を超える難民と庇護希望者を受け入れている。
2023.11 紛争、政情不安、食料価格の高騰
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2023年3月のCH分析によると、2023年6月から8月の端境期間中、CHフェーズ4(緊急事態)の約15万人以上を含め、約328万人が急性食料不安に見舞われた。
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軍事占領後の制裁措置により、急激な食品価格上昇が引き起こされ、収入機会へのアクセスがすでに限られている不安定な地域では、人道支援の適切な提供が制約され、食料の安全保障が急速に悪化している。
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2023年9月時点で、同国は主にナイジェリアとマリからの32万5,000人以上の難民と庇護希望者を受け入れている。
2023.7 紛争、食料価格の高騰、洪水
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2023年6月から8月の端境期に、CHフェーズ4(緊急事態)の15万人以上を含め、約328万人が急性食料不安に陥ると予測されている。2022年の状況より改善されたことになるが、2021年の穀物生産高が平均以下であったことを受け、作物収量が急回復したことが主な要因である。
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持続する食料不安は引き続き生活を破壊し、2023年5月現在、主にディファ県、タウア県、ティラベリ県で36万人以上が避難している。食料価格の高騰に加え、2022年に約32万7,000人が被災した洪水も、食料不安を悪化させる要因となっている。
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2023年5月時点で、同国は主にナイジェリアとマリから約30万人の難民を受け入れている。
2023.3 紛争、食料価格の高騰、洪水
- 2023年6月から8月の端境期には、CHフェーズ4(緊急事態)の14万3,000人以上を含む、約287万人が深刻な食料不安に陥ると予測されている。これは、2022年の状況からは改善しており、2021年の穀物生産高が平均を下回った後、作物収量が急増したことを反映している。
- 持続する不安は引き続き生計を妨げ、2023年1月現在、主にディッファ(Diffa)、タフア(Tahoua)、テァベリ(Tillabery)地域で36万人以上が避難している。食料価格の高騰に加え、2022年には約32万7,000人が被災した洪水も、食料不安を悪化させる要因となっている。
- 2023年1月現在、同国は主にナイジェリア連邦共和国とマリ共和国から25万5,000人以上の難民を受け入れている。
2022.12 紛争、穀物生産の不足
- 最新の「Cadre Harmonisé(CH)」分析によれば、2022年10月から12月までに約204万人が人道支援を必要とすると推定された。これは、紛争の悪化や食料費の前年比価格の上昇による。2023年6月から8月の端境期に、287万人が深刻な食糧不安に直面しているように、2023年は状況が悪化している。
- 2022年10月現在、内戦により、ディファ、タフア、ティラベリ地方を中心に約37万5,000人が避難している。さらに、ニジェール共和国は、主にナイジェリアやマリからの難民約29万5,000人を受け入れている。
- 2022年の雨季に降った大雨は深刻な洪水を引き起こし、全国で約32万5,000人が影響を受け、食料不安の状況を悪化させたと言われている。
2022.7 紛争、穀物生産の不足
「Cadre Harmonisé」最新号の分析によれば、2022年6月ー8月期に約440万人が人道支援を必要とすると推定される。これは、紛争および治安状況の悪化、天候不順により2021年の穀物生産が著しく落ち込んだことによるものである。さらに、食料価格が前年よりも上昇して食料へのアクセスが妨げられ、状況の悪化に拍車をかけている。
2022年5月現在、内戦によって推定26万5,000人がディファ、タウア、ティラベリ地域で避難民となっている。さらに、ナイジェリアとマリからの29万人の難民を受け入れている。
2022.3 紛争、穀物生産の不足
- 「Cadre Harmonisé」最新号の分析によれば、農業や市場の取引活動の広範な混乱をもたらした治安に関わる事案の増加により、世帯が生計を立てる機会が失われ、2021年10月ー12月期に約258万人が人道支援を必要としていると推定されている。
- 2022年1月現在、内戦によって推定26万5,000人がディファ、タウア、ティラベリ地域で避難民となっている。さらに、ナイジェリアとマリからの25万人の難民を受け入れている。
- 加えて、2021年の国内穀物生産は、悪天候と内戦により、平年を下回り落ち込むと予想されている。そしてこの内戦はさらに状態が悪化すると予想される。結果として2022年6月から8月の間に、364万人が深刻な食料不安に直面すると予想される。
2021.12 紛争、穀物生産の不足
- 「Cadre Harmonisé」最新号の分析によれば、農業や市場の取引活動の広範な混乱をもたらした治安に関わる事案の増加により、世帯が生計を立てる機会が失われ、2021年10月ー12月期に約258万人が人道支援を必要としていると推定されている。
- 2021年9月の内戦によって推定28万人がディファ、タウア、ティラベリ地域で避難民となっている。さらに、ナイジェリアとマリからの25万人の難民を受け入れている。
- 加えて、2021年の国内穀物生産は、悪天候と内戦により、平年を下回り落ち込むと予想されている。そしてこの内戦はさらに状態が悪化すると予想される。結果として2022年6月から8月の間に、364万人が深刻な食料不安に直面すると予想される。
2021.9 紛争
・「Cadre Harmonisé」最新号の分析によれば、農業や市場の取引活動の広範な混乱をもたらした治安に関わる事案の増加により、世帯が生計を立てる機会が失われ、2021年6月ー8月期に約228万人が人道支援を必要としていると推定されている。
2021.7 紛争
・「Cadre Harmonisé」最新号の分析によれば、農業や市場の取引活動の広範な混乱をもたらした治安に関わる事案の増加により、世帯が生計を立てる機会が失われ、2021年6月ー8月期に約230万人が人道支援を必要としていると推定されている。
・ディファ、タウア、ティラベリ地域で内戦によって避難民となった人の数は30万320人と推定されている。さらに、ナイジェリアとマリ出身者を中心に難民24万人を受け入れている。
2021.3 内戦
・「Cadre Harmonisé」最新号の分析によれば、農業や市場の取引活動の広範な混乱をもたらした治安に関わる事案の増加により、世帯が生計を立てる機会や彼らの食料安全保障が損なわれており、2021年6月ー8月期に約170万人が人道支援を必要としていると推定された。
・ディファ、タウア、ティラベリ地域で内戦によって避難民となった人の数は29万8,458人と推定されている。さらに、ナイジェリアとマリ出身者を中心に難民23万3,131人を受け入れている。
2020.12 内戦
・「Cadre Harmonisé」最新号の分析によれば、2020年10月-12月期に約120万人が人道支援を必要としていると推定された。
・ディファ、タウア、ティラベリ地域で内戦によって避難民となった人の数は25万7,000人と推定されている。さらに、ナイジェリアとマリ出身者を中心に難民23万人を受けいれている。
2020.9 社会不安
・2020年4月に実施された複数の組織によるCOVID-19の影響評価によれば、深刻な食料不安にさらされている推定270万人を含む推定560万人が食料危機の影響を受けた。
・社会不安のため、推定26万5,500人がディファ, タホアと ティラベリ地方に避難している。加えて、主にナイジェリアとマリからの難民約22万7,800人を受け入れている。
2020.7 広範囲な食料アクセスの欠如
社会不安
・「Cadre Harmonisé」最新号の分析によれば、2020年6月から8月期の終わりには約200万人が緊急支援を必要とすると推定される。
・近隣諸国の紛争により、22万3,000人の難民を受け入れ、その内16万2,961人はナイジェリアから、5万8,813人はマリからの難民である。一方26万5,522人が国内避難民となっていると推定される。
2020.3 広範囲な食料アクセスの欠如
社会不安
・「Cadre Harmonisé」最新号の分析によれば、2019年10月から12月期の終わりには約140万人が緊急支援を必要としたと推定される。
・近隣諸国の紛争により、21万9,339人の難民を受け入れ、その内16万2,437人はナイジェリアから、5万6,000人はマリからの難民である。一方19万26人が国内避難民となっていると推定される。
2019.12 広範囲な食料アクセスの欠如
社会不安
・「Cadre Harmonisé」最新号の分析によれば、2019年10月から12月期の終わりには約140万人が緊急支援を必要とすると推定される。
・近隣諸国の紛争により、21万8,261人の難民を受け入れ、その内16万1,359人はナイジェリアから、5万6,000人はマリからの難民である。一方18万7,359人が国内避難民となっていると推定される。
2019.9 広範囲な食料アクセスの欠如
東部と西部への紛争の影響
・「Cadre Harmonisé」最新号の分析によれば、2019年6月から8月期に約120万人が緊急支援を必要とすると推測された。
・近隣諸国の紛争により、10万4,000人が国内避難民となっており、ナイジェリアからの11万9,000人とマリからの5万6,000人の計17万6,000人の難民が暮らしている。
2019.7 広範囲な食料アクセスの欠如
社会不安
・「Cadre Harmonisé」最新号の分析によれば、2019年6月から8月期に約120万人が緊急支援を必要とすると推測された。
・近隣諸国の紛争により、25万4,000人が国内避難民となっており、17万8.000人の難民が暮らしている。
2019.3広範囲な食料アクセスの欠如
紛争と不作
・「Cadre Harmonisé」最新号の分析によれば、2019年6月から8月期に約122万2,000人が緊急支援を必要とすると推測される。
・近隣諸国の紛争により、15万8,000人以上が国内避難民となっており、ナイジェリア難民11万9,000人、マリ難民5万6,000人を含む約17万5,000人が難民として暮らしている。
2018.12広範囲な食料アクセスの欠如
紛争と不作
・「Cadre Harmonisé」最新号の分析によれば、10月から12月期におおよそ60万人が緊急支援を必要とすると推測された。
・近隣諸国の紛争により、ナイジェリア難民11万9,000人、マリ難民5万7,000人を含む17万6,000人以上が難民として流入しているのに加え、10万4,288人以上が国内避難民となっている。
2018.9広範囲な食料アクセスの欠如
社会不安と牧草不足が食料保障を阻害
・「Cadre Harmonisé」最新号の分析によれば、6月から8月期に約80万人に緊急支援が必要になるとしている。
・近隣諸国の社会不安により、16万6000人以上が難民として住んでおり、そのうち10万8000人がナイジェリアから、5万7000人がマリからの難民である。
2018.6広範囲な食料アクセスの欠如
社会不安と牧畜用牧草不足が食料保障を阻害
•「Cadre Harmonisé」最新号の分析によれば、おおよそ78万7,000人が緊急支援を必要としている。6月から8月期にはこれが80万人に微増すると予想されている。
•近隣諸国の社会不安により、16万6,000人以上が難民として住んでおり、そのうち10万8,000人がナイジェリアから、5万7,000人がマリからの難民である。
2018.3広範囲な食料アクセスの欠如
避難民の発生と社会不安
・30万1,000人以上が深刻な食料不安を抱えていると推定される。
・2017年10月末時点では、国内に約10万8,000人のナイジェリア難民と5万7,000人のマリ難民が暮らしていると推定される。