「教育」の視点から取り組むエイズ問題

イベント概要

  • 日 時:2006年6月24日(土)14:30~16:30
  • 講 師:永岡宏昌
  • 場 所:丸幸ビル2F共用会議室(台東区東上野1-20-6)

ケニアの東部州ムインギ県で1998年から活動を続けている(特活)アフリカ地域開発市民の会CanDo。次回のアフリカひろばでは、CanDoの代表である永岡宏昌さん(AJF会員)に、近年ムインギ県でも人々の間で脅威となっているエイズの問題に取り組むCanDoの活動についてお話しいただきます。「学校地域社会」で、コミュニティと学校双方と関係しながら、学校教育の枠だけに留まらないインフォーマル教育、ノンフォーマル教育を含めた「教育」を通じてのエイズ問題への取り組みに焦点を絞り、分かりやすくお話ししていただきます。

HIVの感染経路を理解する「予防」だけでなく、HIV感染者との共生のあり方や人権までをコミュニティの人々が学び、さらに大人が子どもを感染から守る、ということを問い直す活動は一体どのように実施されているのでしょうか。

また、最近「分野横断的開発」「包括的・総合的な地域開発」などというフレーズを耳にしますが、CanDoはどのように分野の枠にとらわれず、複数の分野が重複する活動を形成しているのか、リアルなお話が聞けることと思います。

アフリカひろばでは初となるNGOのプロジェクトを聞くvol.9『「教育」の視点から取り組むエイズ問題』

みなさんの参加をお待ちしています。

~永岡宏昌さんプロフィール~

1960年生まれ。福岡県出身。大学を卒業後、会計事務所に就職し、中小企業コンサルタントとしてフィリピンなどで勤務した後、NGO「サヘルの会」事務局長。94年にオランダにあるInstitute of Social Studiesで修士号を取得後、ケニア・ナイロビのスラムで協力活動をしていた。アフリカ教育基金の会のケニア事務所代表を経て、97年よりCanDo代表。

現在、1年の半分はケニアに滞在する一方、早稲田大学、日本福祉大学で講師としても教鞭を執るという多忙な日々を送っている。

講演の後には、同じ会場で、永岡さんを囲んで交流会を行います。

お菓子やお茶などをご用意しています。永岡さんや他の参加者の方々と、アフリカについてゆっくりお話できる機会ですので、こちらにもどうぞご参加ください。

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