2022年10月:気になったニュースご紹介

立命館大学生存学研究所とAJFは、アフリカ関連情報アーカイブの構築・公開で協力しています。

また、AJFでは主に日本のメディアが報じているアフリカ関連情報を毎月紹介しています。記事を選んでいるインターンの皆さんによる紹介・解説もついています。詳細は以下をご覧ください。

■アフリカ関連情報データベース更新

2022年10月のアフリカ関連ニュースは以下からご覧いただけます。
http://www.arsvi.com/i/2-202210.htm

■  気になるニュース・情報(10月分)

※インターンの皆さんのコメントもついています

(3)日本で体験するアフリカ
(4)アフリカと中国
(5)アフリカとアメリカ合衆国
(6)アフリカと日本企業
(7)野生生物
(8)国際保健
(9)ナイジェリア
(10)ソマリア
(11)エチオピア
(12)その他

(1)COVID-19

http://www.arsvi.com/i/2-SARS-CoV-2.htm

※ コロナのニュースはすっかり減りました。ガーナの野口記念医学研究所の記事が出てきます。
◆2022/10/19 朝日新聞デジタル ガーナ共和国 コロナ禍のガーナをノグチが支えた あの偉人が残したレガシー

(2)市民交流

http://www.arsvi.com/i/2civilsociety.htm

◆2022/10/6 岩手日報 マリ共和国 マリに助産所建設へ資金募る 盛岡青年会議所
三原さん「東京オリンピックのホストタウンとなったことがきっかけでその国に関心を持ち、同国が抱える問題点と自分たちが可能な取り組みを実際に行っている。盛岡市のような地域がもっと増えればいいと思う」
渡邊さん「有名選手のこのような活動を通して、ブルキナファソに興味を抱く人も増えるのではないかと考える。アフリカでは少しづつ野球人気が高まっているので、今回の活動はとても意義のあるものだと考える。」
※ ほかにも!

(3)日本で体験するアフリカ

http://www.arsvi.com/i/2aj.htm

※ 企業などのPRが多いですが、新たなトピック「日本で体験するアフリカ」を作りました。上記リンクからぜひご覧ください~。

(4)アフリカと中国

http://www.arsvi.com/i/2chn.htm

※ 中国メディアが日本語で積極的に発信していることもあり、記事数は毎月多いです。上記リンクからぜひご覧ください~。
馬場口さん「外国に自国の防衛などの情報漏洩を危惧するのはもちろんだと思うが、中国であることが批判の理由の一つになっているように思われる。アフリカの国に、PKOといった形で軍と関わることはあることだと思うが、他国の運営で飛行学校があることも形だと思う。アフリカ以外の国では、そういったことはないのだろうか?私がルワンダから帰国する際に飛行機で、ブルンジ人の、中国の飛行学校に向かうという軍人と知り合った(中国経由だったので)。これからパイロットになるそうだが、初めて飛行機に乗ったと、シートベルトを締めてあげたのが思い出深い。」
◆2022/10/19 TAIWAN TODAY エスワティニ王国(旧:スワジランド王国) エスワティニ国王、20日に台湾訪問
馬場口さん「エスワティニは、ロシアによるウクライナ侵攻を批判する決議の際に、「意思を示さなかった国」の一つ。」

(5)アフリカとアメリカ合衆国

http://www.arsvi.com/i/2amr.htm

◆2022/10/12 日本貿易振興機構 南アフリカ共和国 ラマポーザ大統領がバイデン米大統領と会談、さらなる関係強化で一致
馬場口さん「「アフリカにおけるロシアの悪意ある活動への対処法案(Countering Malign Russian Activities in Africa Bill)」ここまで介入するのはどうなのだろう。もしロシアが同時にそれをアメリカに関して行ったら、板挟みになるのはアフリカの国である。国が利益を得ようとするのは当然のことで、“悪意のある”と線引きするのは、あまりに曖昧だと思った」
小泉さん「強制労働は世界各地で未だ重要な問題であり、対策にはさらなる世界の関心が必要だと感じた」
渡邊さん「米国が押し進めた軍事訓練がアフリカの混乱をもたらしていると捉えることも出来るようだ」

(6)アフリカと日本企業

http://www.arsvi.com/i/2jpn.htm

◆2022/10/3 IDEAS FOR GOOD ベナン共和国 西アフリカには「欧米的」じゃない豊かさがあった。伝統×アパレルブランド「AFRICL」が語る

渡邊さん「ベナンのバティックと日本の伝統工芸のコラボがこんなにも合うものだとは思わなかった。」

(7)野生生物

http://www.arsvi.com/i/2-nature.htm

(8)国際保健

(咳止めシロップ)
三原さん「本来の目的である症状を緩和するための薬が反対に人体に悪影響を及ぼすのは見過ごせない。必要なものが必要な人の元へしっかり届くような仕組み作りが求められると感じた。」
 
(マラリア)
◆2022/10/3 毎日新聞 ルワンダ共和国 温暖化、マラリア高止まり 冷涼ルワンダ、蚊が増加
(エボラウイルス病@ウガンダ)

◆2022/10/14 国境なき医師団 ウガンダ共和国 ウガンダ:エボラウイルス病の変異株が流行 いま、知っておきたい4つのこと
◆2022/10/16 朝日新聞デジタル ウガンダ共和国 エボラ拡大地域への出入り禁止、夜間外出禁止令も ウガンダ

◆2022/10/27 東京新聞 ウガンダ共和国 エボラ患者が100人突破 ウガンダ、首都で感染も

(9)ナイジェリア

◆2022/10/11 CNN ナイジェリア連邦共和国 避難用のボートが転覆、76人死亡 ナイジェリア
◆2022/10/17 AFP BB News ナイジェリア連邦共和国 過去10年で最悪の洪水、600人死亡 ナイジェリア

(10)ソマリア

(11)エチオピア

◆2022/10/18 朝日新聞デジタル エチオピア連邦民主共和国 エチオピア北部の戦闘また激化 国連「制御不能に陥りつつある」
◆2022/10/18 時事ドットコム エチオピア連邦民主共和国 国連総長「制御不能」を警告 軍、北部で攻勢―エチオピア紛争

(12)その他

三原さん「アメリカ合衆国を目指して中南米から移民が入国するニュースは数多く目にしてきたが、アジアやアフリカ出身の人たちが一度入国規制の緩い南米を経由してからアメリカへ北進することは初めて知った。」
◆2022/10/1 朝日新聞デジタル ブルキナファソ 今年2度目のクーデター 政権握った元中佐、逆に大尉に追放される
渡邊さん「軍事政権の指導者が追放されたことからも分かるように、軍内部でも対立が起こっている模様。」
◆2022/10/16 時事ドットコム ケニア共和国 ケニア、組み換え作物を全面解禁 干ばつで方針転換、反発も
渡邊さん「他の記事でもケニアの干ばつが深刻であるというニュースは目にするため、完全にこの案を否定することは出来ないが、遺伝子組み換え作物の安全性も問題であるし、ケニアの生態系に与える影響も大きいだろう。何か他の方法はないのだろうか。」
渡邊さん「ガーナで馬産業が盛んなことは初めて知った。」
◆2022/10/29 共同通信 エジプト・アラブ共和国 エジプトが画期的なCOP27主催の準備整う