立命館大学生存学研究所とAJFは、
また、AJFでは主に日本のメディアが報じているアフリカ関連情報
1.アフリカ関連情報データベース更新
2022年1月のアフリカ関連ニュースは以下からご覧いただけます。
http://www.arsvi.com/i/2-202203.htm(立命館大学生存学研究所・生存学ウェブサイト)
2.気になるニュース・情報
※インターンの皆さんのコメントもついています。
(1)アフリカと日本(市民交流)
(2)COVID-19
(3)アフリカと中国
(4)アフリカと日本企業
(5)その他
(1)アフリカと日本(市民交流)
(まとめ:http://www.arsvi.com/i/2civilsociety.htm)NEW!!
◆2022/1/4 千葉日報 ナイジェリアに野球用具 オリ・パラキャンプ地 木更津市が寄贈
◆2022/1/5 毎日新聞 ナイジェリアに野球用具寄贈 木更津市長「関係深めたい」 /千葉
千葉日報と毎日新聞の報道:オリパラでナイジェリアチームを受け入れた木更津市との交流!素晴らしいですね~。
◆2022/1/7 GLOBE ごみがアートに、売り上げが学び場に 美術家 長坂真護さんの「幸せのつくりかた」
電子廃棄物を用いた芸術作品を作る日本の方の紹介です。ガーナを訪問したそう。電子ごみはいまアフリカにどんどん入るなどしており、またそれを扱う人の健康被害も心配されているという話も見ています。この話題は今後ますます出てくるのでは。
◆2022/1/17 読売新聞 なぜ葛飾に「リトル・エチオピア」?…働けて安くて人情深い
リトル・エチオピア、私も学生さんと一緒に行ったことがあります。ここが一つの拠点となり地域が作られているように思えます。おいしかったです!
◆2022/1/31 産経新聞 千葉県産の天然資源「ヨウ素」 欠乏症に苦しむマダガスカルに贈呈
記事によると「千葉県が世界の4分の1を産出する天然資源「ヨウ素(ヨード)」から作った粉末状の「ヨウ素酸カリウム」が、ヨウ素欠乏症に苦しむアフリカ南部の島国マダガスカルに贈られる」とのこと。馬場口さんより「ヨウ素を送るというのはまた斬新な発想。天然ガスとともに、そういったものも産出されるのだと初めて知った」。私も知らなかったです、大事です。
◆2022/1/26 東京新聞 アフリカ各国で「甲子園大会」を開こう! 元JICA職員の夢、野球振興プロジェクト発進
渡邊さん「この事業を展開している友成晋也氏の講義を大学で受講したことがあったため、この記事は取り上げたいと思った」
(2)COVID-19
(まとめ:http://www.arsvi.com/i/2-SARS-CoV-2.htm)
今月は少なめのご紹介です。
◆2022/1/16 ロイター アングル:コロナ明け「復学できず」3割か、ウガンダの若者蝕む貧困
◆2022/1/18 時事ドットコム コロナ禍で閉鎖の学校、約2年ぶりに再開 ウガンダ
ウガンダでようやく学校再開なるも、復学困難な状況にある人が多数との報告。アフリカにおけるCOVID-19の流行は病気それ自体に加え、ある意味より深刻なこととして、感染拡大阻止のための措置が社会的に脆弱な人たちにもたらす問題が大きい、とする報告は多数上がっているように思います。
◆2022/1/8 KNOWLEDGE CAPITAL 犠牲になる科学
三原さん「取り組み可能な対策から迅速に対応したことは評価できるが、それにしてもアフリカ地域でワクチン接種が進んでないことに対するアプローチは急を要するのではないか」
(3)アフリカと中国
(まとめ:http://www.arsvi.com/i/2chn.htm)NEW!!
(4)アフリカと日本企業
(まとめ:http://www.arsvi.com/i/2jpn.htm)NEW!!
2020年11月で中断していましたが、2022年より更新を復帰させました。ご関心のある方、ぜひフォローください。
(5)その他
インターンの皆さんが興味深い記事を紹介してくださっています。ぜひご一読を。
◆2022/1/13 ARAB NEWS 「性行為で成績アップ」で講師に懲役2年:モロッコ
後藤さん「言葉にならない怒りがある。このようなことがあることに怒りと悲しさを感じた」とのこと。これを見て思い出したのですが、2019年にBBCが、私がよく行くナイジェリアのラゴス大学の恐ろしい事態を暴いた動画を公開し、大きな非難が巻き起こったのを思い出します(玉井)。(BBC 2019, “‘Sex for grades’: Undercover in West African universities”〔https://www.bbc.com/news/av/world-africa-4990737])
◆2022/1/19 AFP BB News 女性審判が主審を担当 アフリカ杯史上初
馬場口さん「うれしいニュース。審判部門の責任者だけではなくて、彼女のコメントが聞いてみたい」
◆2022/1/29 CNN 黒人の胎児を描いた医学イラストが拡散、書籍に掲載される運びに
後藤さん「今はジェンダーや人種差別に対しての話題がたくさん上がっているので、このような多様性がもっと広まるといいなと感じた」
◆2022/1/24 VOUGE ナイジェリアのファッションシーンに新たな息吹を。24歳のスタイルアイコン、エニアフェ・モモドゥ。
後藤さん「ナイジェリアならではのファッション文化がこうして取り上げられていることは珍しいなと感じた。とてもいい取り組みだと思う」
◆2022/1/30 CNN 「黒人の世界」を創る、ガーナ系カナダ人のレゴ作家
渡邊さん「すべてが黒のブロックで作られたレゴの作品というのはとても斬新だが、それに込められた思いを知った上で見るとまた違った見え方が出来るように感じた」
◆2022/1/5 COURRIER 土石流で家族を失ったシエラレオネの青年、ココナッツ炭で森林破壊と闘う
三原さん「身に降り注ぐ様々な困難を乗り越え、社会問題にまで向かっていく姿勢に感化された」
◆2022/1/30 theWORLD スペイン“5部相当”からジャンプアップ マネらセネガルの前に立ちはだかる20歳の守護神
アフリカ・ネイションズカップ!今年はセネガルが優勝ということで、代表チーム凱旋のときはセネガルはお祭り騒ぎだったという話も聞いています。他方で三原さんより、赤道ギニアが着目されているとのことで、「サッカーにおいてダークホースの躍進を支えるのにゴールキーパーの活躍は欠かせない。2014年ブラジルワールドカップのコスタリカ代表ナバス選手のように、赤道ギニアにも優秀なGKがいることで今回のようなどんでん返しがあると思う」
◆2022/1/24 毎日新聞 ブルキナファソで大統領の身柄拘束 軍がクーデターか ロイター報道
渡邊さん「このニュースは日本の報道で見かけることがほぼ無かった。「軍のクーデター」というとミャンマーのものを想起するが、記事を読む限り、現政権の治安維持対策に対する不信感が軍だけでなく市民からも上がっていたということを踏まえるとまた別の案件であるように思われる」