新規医薬品・医療技術への途上国の平等なアクセスを阻む知的財産権保護を緩和し、新型コロナ克服の取り組みを世界全体で進めるために発足した「新型コロナに対する公正な医療アクセスをすべての人に!」連絡会の緊急ウェビナー資料を公開します。
2021年5月5日、米国バイデン政権のキャサリン・タイ通商代表は、新型コロナウイルスのワクチンに関して、知的財産権の一時免除を支持する声明を発表しました。これを受けて、連絡会では『米国・バイデン政権がコロナ・ワクチンの特許免除を決断!すべての人への公正な医療アクセスを求めてきた国際市民社会の力―日本政府も今こそ、特許免除の判断を!―』を緊急に開催し、インドからのゲストを交え、インド・南アフリカによる特許の一時免除提案の意味と目的、国際市民社会が求めるすべての人への公正な医療アクセスの内容、今回の米国の特許免除への賛成をどのように分析するか、そして、免除に「反対」の姿勢を取り続けている日本政府はどのような対応をとるべきか、などを議論しました。当日の動画と資料をアップしましたので、ぜひご覧いただき、ご参加とご協力をよろしくお願いします。