立命館大学生存学研究所とAJFは、
また、AJFでは主に日本のメディアが報じているアフリカ関連情報
アフリカ関連情報アーカイブ更新
2022年5月のアフリカ関連ニュースは以下からご覧いただけます。
http://www.arsvi.com/i/2-202205.htm
気になるニュース・情報
※インターンの皆さんのコメントもついています。
(1)COVID-19
(2)アフリカと日本(市民交流)
(3)ウクライナ情勢
(4)中央アフリカでビットコイン採用
(5)その他
(1)COVID-19
◆2022/5/2 Bloomberg オミクロン新系統、過去の感染で産生された抗体すり抜け-南アの研究
◆2022/5/12 NHK コロナ オミクロン株の「BA.4」と「BA.5」 国内の検疫で初確認
◆2022/5/2 ロイター オミクロン株の新派生型2種、当初株感染の免疫迂回か=南ア研究
オミクロン変異株の新系統BA4、5について、南アから研究・調査成果が出ています。
◆2022/5/4 共同 米欧印南アが特許放棄合意案
◆2022/5/25 The Wall Street Journal 米ファイザー、貧困国にワクチンなど低価格で販売へ=CEO
※COVID-19に関してはAJF国際保健部門の5月の最新記事が以下2本あります。ぜひご一読ください。
ウクライナの事態で明らかになる「パンデミック下の不戦」の必要性
(2)アフリカと日本(市民交流)
今月は多かったです!以下一部ご紹介です。まとめはこちらから→http://www.arsvi.com/i/2civilsociety.htm
◆2022/5/2 Wedge ONLINE 「泡」で感染症を退治! 世界に目を向け技術で挑む
渡邊さん「スナノミ症という感染症は初めて聞いた。単に技術を提供したり案を出すだけでなく、現地の現状をきちんと理解しそれを踏まえた上で解決策を見出していることにとても魅力を感じた」
◆2022/5/10 NPO法人全世界空手道連盟 第10回マトロサナカップ
馬場口さん「300人ほど参加とあり、こんなにも競技人口が南アにいるとは思わなかったので驚いた」
◆2022/5/12 北日本新聞 田植えでマリ支援 滑川の園児19人
三原さん「世界情勢の変化により世界的な食料危機が予測されているが、2002年からすでにこのような活動が行われていることに驚いた」
◆2022/5/12 朝日新聞デジタル 地下足袋ヒントに「エチオタビ」、農作業の足守る、22日まで展覧会
鈴木さん「とても素敵だと思った」
◆2022/5/15 朝日新聞デジタル ウガンダでチョコ作り授業したい 高校生の果たせぬ夢は引き継がれた
鈴木さん「自分が高校生と比べて行動力のすごさを感じた。現地のこどもたちは、カカオがチョコレートになることを知らないまま過去農業を行っている」
◆2022/5/17 丹波新聞 先生は剣道の南ア代表 「日本人より日本人」なALT 27日に欧州選手権出場
馬場口さん「“日本人の心”って何だろう。ここでは謙虚なことなどを指すようだ」
◆2021/5/1 中日新聞 違うと思ったら声を上げ、行動を
◆2022/5/3 山口新聞 せっけんで感染症対策チュニジア支援東亜大生が現地学生と開発へ
◆2022/5/22 西日本新聞 アフリカの衛生改善へ、東亜大とチュニジアの大学がせっけん開発
◆2022/5/4 毎日新聞 「ティンガティンガ」一堂に
◆2022/5/23 北海道新聞 <旭山動物園わくわく日記>アフリカ水槽の魅力 命はかない昆虫 奥深く
◆2022/5/24 FNN 20年前の日韓W杯がきっかけで 今も続くカメルーン代表と中津江村の縁 記念展示会 大分
◆2022/5/28 FNN 陽の光浴びて3万株輝く!南アフリカ原産の花が織り成す美しい絨毯 竹田市・大分
(3)ウクライナ情勢
・ウクライナ情勢がアフリカにもたらすインパクトについて検討した記事が出ています。
◆2022/5/7 毎日新聞 アフリカ、食料危機の恐れ 小麦、露とウクライナに依存 肥料も高騰、農作物栽培に影響
◆2022/5/10 神戸新聞 広がるウクライナ避難者支援、その陰で… 失意の中、危険覚悟で日本を去った男性
◆2022/5/17 Newsweek ウクライナ戦争がアフリカの食糧危機を直撃する理由
◆2022/5/24 Foresight ロシア「ウクライナ侵略」で高まるリビアの戦略的重要性
◆2022/5/29 朝日新聞デジタル ウクライナ避難者に「異例」の支援 政府に訴えたい難民政策の見直し
◆2022/5/20 朝日新聞GLOBE アフリカの半分、ロシア非難に加わらず どれだけ深い関係が?
三原さん「戦争がビジネスとして成り立っていることは、漫画や映画の世界だけだと勝手に思っていた。しかし、一つの国家の中で点在する多様性をまとめ上げながら統治することは、時として暴力的な介入が必要だということらしい。改めて国家とは何か、考えさせられる記事である」
◆2022/5/20 朝日新聞デジタル 痛烈なロシア批判で注目 ケニア大使の国連演説には「もう一つのメッセージ」があった
渡邊さん「植民地時代を経験してきたアフリカ諸国からすると、ロシアに対する西欧からの制裁や批判にはやや懐疑的に感じるようだ。『人権』を散々無視してきた国々が何を今更、という思いがあるのであろう。ロシアはそうしたアフリカにおける複雑な事情を上手く利用し、アフリカ諸国からも自国に批判の声が高まるのを防ごうとしているようだ。私が興味深く感じたのは、今やアフリカでその存在感を存分に発揮している中国が、アフリカの内政干渉には参加していないということだ。この理由として中国が自国の理念として徹底的に掲げている『内政不干渉』が挙げられる。この中国のスタンスが、長い歴史において西欧から干渉され続けてきたアフリカでは受け入れられているようだ。単に大国だから、金銭的余裕があるから受け入れられているのではなく、政治的なスタンスがそこには関わっていたということが大変興味深い」
(4)中央アフリカでビットコイン採用
◆2022/5/17 あたらしい経済 中部アフリカ規制当局が加盟各国へ暗号資産禁止令を再度通知
◆2022/5/4 iFOREX 中央アフリカもビットコインを法定通貨に
◆2022/5/6 NEXT MONEY IMF国際通貨基金が中央アフリカ共和国のビットコイン採用に懸念を表明
三原さん「自国の法定通貨にビットコインを採用したこと自体はそれほど問題ではないと思うが、どんな経緯で採用されたのか、経緯が不透明であることは問題だと思う」
(5)その他
◆2022/5/2 日本経済新聞 [FT]ドイツ、旧植民地ナミビアの虐殺「賠償」で1500億円
◆2022/5/4 共同 飢餓、最多の1億9千万人 WFP「紛争が主要因」
馬場口さん「深刻な問題。しわ寄せが途上国に来てしまうのは本当に理不尽」
◆2022/5/2 ロイター ケニア大統領、最低賃金12%引き上げ表明 物価高騰で労働者支援
◆2022/5/13 JETRO 最低賃金を12%引き上げ、改定は4年ぶり
渡邊さん「ロシアのウクライナ侵攻による物価高騰で苦しむ労働者救済のための措置。食料不足のみならずこういったところまでウクライナ侵攻の影響が及んでいることが理解出来る」「雇用創出を優先すべきとする声も多いようだが、多くのケニアの人々から支持されているようだ。ウクライナ情勢を受けてのこの即急な対応は評価に値するのではないかと私自身思った」
◆2022/5/24 COURRIER イーロン・マスクが語らない「南アで育ったトラウマの過去」を父親が明かす
馬場口さん「南アに住んでいながら『白人の子どもたちは(アパルトヘイトの)厳しい現実と無縁でいられた』というのは恐ろしいことだと思った」
◆2022/5/26 AFP BB News「アフリカから手を引け」 南アで反仏デモ
馬場口さん「純粋(?)な植民地時代やその後の対応に対する怒りに、失業など社会に対する不安が後押しして、植民地時代への不満、反欧州につながり、更にウクライナ侵攻に関してロシア支持をするという考え方をする人もあるのだと知った。また、反仏に関して南アで数百人と言うことで規模の大きさには驚いた」
◆2022/5/31 Newsphere 復調するジンバブエのタバコ生産 森林破壊、児童労働の懸念残る
馬場口さん「一つ解決しようとしたらまた違う課題が出てくる」
◆2022/5/13 時事ドットコム 1800万人教育機会失う ナイジェリアの子供―国連
後藤さん「以前にもコロナのせいで留学生が大変な思いをしているという記事があり、そのような現状をみて周りの幼い子どもたちが留学に対して不信感を覚えてしまうというような悪影響が出たのと同じように、誘拐や武装集団のせいで教育を受けるという行為ができなくなるということは遺憾であり、とても悲しい。もちろん、目の前の問題を解決することも大事だが、それと共にその先の影響を見越した対策などもしっかり考えていかなければならないと感じた」
◆2022/5/15 CRI 東アフリカ初の高速道路がテスト運営
渡邊さん「東アフリカ初の高速道路。中国の『一帯一路』政策の一環の事業であるとみられる。渋滞緩和だけでなく、この高速道路の存在によって、雇用も増えることが見込まれていると言う。どの程度現地の人々の生活に恩恵をもたらすものであるのか注視していきたいと思う」
◆2022/5/20 JETRO モバイル決済システム、アフリカでの特許出願は低調
渡邊さん「今やモバイル決済システムはアフリカの人々にとって欠かせないものとなっている。そのシステムの特許出願が少ないことは大変意外であった。こういったシステムはアフリカにおいてビジネス開発として認められにくいとのことである。特許申請が少ないゆえに、模倣されたサービスがあたかも正規の物であるかのように取り扱われてしまうのではないかと思う」
◆2022/5/21 AFP BB News 動画:スーダンに鳥たちの楽園を、庭に手作りの保護区
鈴木さん「この動画、とても癒されるのでよかったら見てみてください」
◆2022/5/5 ロイター アングル:野生動物の密猟と戦う女性部隊、ジンバブエで貧困脱出にも貢献
◆2022/5/4 CNN ソマリアのアフリカ連合基地にテロ攻撃 過激派が犯行声明