9/1 連続講座第2回「ブタから世界を見るーグローバルな食と地域に根ざした食」

「世界食料デー」月間プレイベント講座

~世界食料デーの前に知っておきたいこと~

食料デー連続講座第2回

【日時】:2022年9月1日(木)19時30分~21時
【形式】:オンライン開催
【参加費:無料
【申し込み】:https://forms.gle/GZPzRs3N1MD8ywhF6
【申し込み締め切り】:9月1日(木)13時
主催:「世界食料デー」月間呼びかけ団体(アフリカ日本協議会、ハンガー・フリー・ワールド)

10月16日の世界食料デーをきっかけに飢餓や食料問題について考え、解決に向けて一緒に行動する1ヵ月「世界食料デー」月間のプレイベントとして、連続講座を開催します。
今回は、グローバルな食の政治経済を研究する平賀緑さんと、小豆島で豚を放牧で飼育する鈴木博子さんにお話いただきます。地域ネットワークと食の循環を大切にして豚を育てる鈴木さんの実践と、それとは対照的に、閉じ込め、大量に早く成長させる養豚の実情やその背景を学び、食をめぐる課題について命をいただくという原点に立ち戻って考えます。

講師プロフィール:
平賀緑さん(京都橘大学 経済学部 准教授)
国際基督教大学卒業後、香港中文大学へ留学。新聞社、金融機関、有機農業関連企業などに勤めながら、食・環境・開発問題に取り組む市民活動を企画運営した。ロンドン市立大学修士(食料栄養政策)、京都大学博士(経済学)。食と資本主義の歴史、植物油を中心とした食の政治経済を研究している。著書に『食べものから学ぶ世界史』(岩波ジュニア新書、2021年)、『植物油の政治経済学』(昭和堂、2019年)。

鈴木博子さん(鈴木農園)
小豆島出身・在住。短大卒業後、青年海外協力隊でセネガルにて野菜栽培指導。帰国後、国際協力や市民活動支援に携わる。2014年から食品残渣や処分されていた野菜・果物を餌に耕作放棄地に豚を放牧飼育。お肉の販売も行う。鈴木さんのnoteはこちら>>

※このセミナーの記録は、基本的にウェブサイトへの報告記事とグラフィックレコーディングの掲載により行います。申し込みをされた方でご要望があった場合は、期間限定で当日の動画リンクをお送りしますが、一般公開はいたしませんのでご了承ください。

【問い合せ】:アフリカ日本協議会
東京都台東区東上野1-20-6丸幸ビル3F
電話:03-3834-6902(代表) メール:info@ajf.gr.jp

9/15 連続講座第3回も募集中>>


「世界食料デー」月間とは:
10月16日の世界食料デーをきっかけに、飢餓や食料問題について考え、解決に向けて一緒に行動する1ヵ月です。日本では2008年から「世界食料デー」のある10月を「世界食料デー」月間とし、日頃から飢餓や食料問題の解決に向けて活動するNGO/NPO、国連機関が共同で情報発信を行っています。飢餓や食料問題についてわかりやすく伝えるチラシの配布やウェブサイトの運営、誰でも気軽に参加できるイベントの開催などを行っています。

地球上で生きるすべての人が誰ひとりとして取り残されることなく、今、そして数十年、数百年後の未来でも持続的に「みんなで食べるしあわせを」共有できる社会をめざし、心身を健康に維持するためのカロリーや栄養素としてだけでなく、食べる楽しみや、文化、宗教、環境、主権など「食」の多様で重要な側面を包含するものと捉えるとともに、生産、加工、流通、消費、廃棄などの過程に目を向け、私たちが毎日食べているものが世界の環境・社会・経済と大きく関係していることについて考えます。

「世界食料デー」月間のウェブサイト>>