TICAD9に先立ち閣僚会合が、2024年8月23-26日、ホテルニューオータニ(東京)で開催されました。メインの全体会合は三つのセッションに分かれて実施され、セッション1では「社会:持続可能な未来の実現」、セッション2では「平和と安定:人間の尊厳と人間の安全保障の確保」、セッション3では「経済:貿易と投資の促進」をテーマに開かれユース、女性を主体的にそしてアフリカと日本の共創、イノベーションによる社会変革について議論されました。
・市民社会の参加
アフリカの市民社会からの参加は、ボツワナのマウンゴ・モオキ氏(Ms. Maungo Mooki)、カメルーンのマイケル・グウェイ・ワワ氏(Mr. Michael Gwei Wawa)、エチオピアのフィツム・ラケウ・アレマイユ氏(Mr. Fitsum Lakew Alemayehu)の3名が参加しました。また、日本の市民社会からも各セッションごとに3名ずつ、合計9団体が参加しました。TICAD8では市民社会の不在が際立ったことを教訓として、来年のTICAD9では市民社会の声をしっかりと届けたいと考えています。
・テーマ別イベント「複合的危機を乗り越え、希望の2030年へ」開催
今回の閣僚会合では、正式プログラムの中に、国際機関や民間団体等が開催するテーマ別イベントが位置づけられ、23-24日と26日に6つの「テーマ別イベント」が開催されました。このうち、市民社会はシンポジウム「複合的危機を乗り越え、希望の2030年へ」を開催し、アフリカの開発に関する市民社会の役割や、アフリカにおけるSDGsの達成、また、2030年以降の開発・環境目標のあり方などについて、多くの方々からのインプットをいただきました。詳細はこちらです。