【報告】GAUのオフ会を開催

AJF 国際保健分野インターン 櫻庭唱子

9月15日、グローバル・エイズ・アップデート(GAU)関係者による初のオフライン会を開催いたしました。グローバル・エイズ・アップデート(http://blog.livedoor.jp/ajf/)は、2004年10月21日に初めて記事を発行して以来、14年間継続してAIDS/HIVに関連した記事を発行してきました。現在まで継続できたのは、多くの翻訳ボランティアのみなさまによるご協力があったからです。しかし、14年間続いたグローバル・エイズ・アップデートですが、関係者間の面識はほとんどなく、お互いに直接会い話す機会がありませんでした。

みなさまのご経歴は様々で学際豊かであり、また現在多くの方が国内外で現場あるいは研究職に就き活躍されております。このグローバル・エイズ・アップデートを基盤としたネットワークは、ここでしか出会えない、繋がれない方々に出会える貴重な場だと強く感じています。

私は、今年の春よりインターンをしていますが、AIDS/HIVや国際保健への共通の関心を持つみなさんに是非ともお会いしたいと思い、今回のオフライン会を企画いたしました。

今回は、グローバル・エイズ・アップデート350号発行と合わせ、長年にわたり支え続けてくださったボランティアのみなさま、購読しつけてくださっているみなさまへの感謝の意を込めて、グローバル・エイズ・アップデート関係者(メーリングリストに登録されている歴代の翻訳ボランティアおよび編集インターン、メールマガジン購読者)を対象に開催しました。

会合の様子

2018年9月15日に開催されたグローバル・エイズ・アップデート初のオフライン会は、初回開催にふさわしくアフリカ日本協議会の

事務所で行いました。アフリカ日本協議会 津山直子代表理事をはじめスタッフのみなさん、グローバル・エイズ・アップデート購読者の方、国際保健分野に関心のある大学生が集まってくれました。

オフライン会では、グローバル・エイズ・アップデートの発行責任者稲場さんからAIDS/HIVの最近の動向、そして購読者として参加された西真如さんからエチオピア、ウガンダをフィールドにしたご自身の研究について現地の貴重な写真とともにレクチャーいただきました。西さんのレクチャー中は、会員の方に差し入れをしていただいたウガンダのコーヒーを味わいながら穏やかな雰囲気の中、ひとときを楽しみました。また、グローバル・エイズ・アップデート購読者の視点よりご意見をいただき、さらにAIDS/HIVに関する記事が減少してきている近年の動向を鑑みグローバル・エイズ・アップデートの今後について意見を交換することができました。編集スタッフにとって、収穫の多い時間となりました。

オフ会を終えて

普段、翻訳ボランティアのみなさま、購読者のみなさまにお会いする機会がなく、直接お顔を見て反応を伺うことができませんでしたが、今回みなさまとお会いでき多くの収穫がありました。みなさんと共に作るグローバル・エイズ・アップデートとして継続できるよう気持ちを新たにいたしました。

そして、今回参加が叶わなかった方々より、参加できないことが残念だということや、継続的な開催のご希望があり、アフリカ日本協議会でも次回以降の開催を検討することになりました。初の企画が実施できたことも良い成功体験となりましたが、このオフライン会が継続できる環境にいることは、とても嬉しく感謝の気持ちでいっぱいです。

今回、アフリカ日本協議会のみなさまにご理解、ご協力いただきオフライン会を開催することができました。この場をお借りし、御礼申し上げます。

今後とも、アフリカ日本協議会、グローバル・エイズ・アップデートへのご支援を宜しくお願いいたします。

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