=第7次増資ニュース&アクション1(2021年1月31日)=
「投資計画書」に関する市民社会の要望書に賛同を
途上国のエイズ・結核・マラリア対策と保健システム強化に資金を供給する国際機関、グローバルファンド(世界エイズ・結核・マラリア対策基金)は、2022年に第7回増資準備会議を行い、2024-26年の3年間にグローバルファンドが必要とする資金を確保します。このプロセスは、2月の増資準備会議で資金調達の目標金額とその根拠を明記した「投資計画書」を策定することで始まり、10月に開催される増資会議までに、各国や民間企業、民間財団などが、調達目標の達成を目指して資金拠出誓約を行う形で進みます。
昨年11月11日、米国のバイデン大統領は、グローバルファンドの増資会議を2022年下半期に主催することを誓約。増資準備会議がどのように開催され、資金調達の目標金額がいくらになるかが課題となっていました。
1月26日、コンゴ民主共和国、ケニア、ルワンダ、セネガル、南アフリカ共和国の5ヵ国の首脳が、2月23-24日の二日間にわたって、増資準備会議をオンラインで共同開催することを誓約しました。2019年、インドで開催された第6次増資準備会議に続いて、事業実施国(途上国)での開催となります。
増資準備会議の日程が確定したことを踏まえ、グローバルファンドに関わる市民社会のネットワークである「グローバルファンド提言者ネットワーク」(Global Fund Advocates Network)は、アジア太平洋およびアフリカの地域ネットワークとともに、「第7次増資会議に向けた7つの要望」を近日中に発表する予定で、現在、世界の市民社会ネットワークに呼びかけを行っています。
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