10月16日は国連が定めた世界食料デー。
世界の食料問題について考え、解決のための行動を起こそうと制定されました。
AJFは他NGOや国連食糧農業機関(FAO)とともに、10月を「世界食料デー」月間とし、さまざまな情報発信やイベントを開催しています。
国連の報告書「世界の食料安全保障と栄養の現状」最新版によると、世界の飢餓人口は6億9000万人。過去5年に6000万人近くが増加し、特にアフリカで急速に拡大していると指摘しています。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、さらに2020年末までに1億3 000万人以上の人々が慢性的な飢餓に陥いる可能性があり、このままでは持続可能な開発目標(SDGs)のゴール2「飢餓をゼロに」の2030年の達成が危ぶまれると報告しています。
多くの食材を輸入に頼りながら、大量にフードロスを出している日本の暮らしは、世界の飢餓と無縁ではありません。
自分たちに何ができるか、この機会に考え、解決のための行動を起こしてみませんか?