12月12日は国連の定める「世界ユニバーサル・ヘルス・カバレッジデー」。ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)とは、世界のどこでも、誰もがお金の心配をすることなく、質の高い保健医療サービスにかかれることを意味します。アフリカ日本協議会では、アフリカを含め世界中でこのUHCが実現できるよう、日本・世界の市民社会と連携して政策提言やキャンペーンを行ってきました。
世界でUHC実現の為の政策提言やキャンペーン、調整などを行う国際機関「UHC2030」では、世界UHCデーの今日、UHCを進める市民社会やリーダーのメッセージを公開しました。アフリカ日本協議会も参加する国際保健に関する市民社会ネットワーク「GII/IDI懇談会NGO連絡会」(英語ではJapan CSO Network on Global Health)のメッセージも入っています。
メッセージリンク:日本からのメッセージは「Japan CSO Network」のところにあります。
<メッセージの英語と日本語訳>
各メッセージの日本語の意味と発言した人を付記しました。
◎For health systems to work, they must work for everyone. 保健システムは、あらゆる人の役に立ってこそ機能する!
※アフリカ日本協議会 稲場雅紀
◎We all deserve a health system we can trust to be there for us throughout our life. 人間なら誰しも、信頼に値する保健システムを一生利用できる権利がある!
※ジョイセフ 神谷麻美さん
◎Strong health systems go hand-in-hand with healthy environments. 強力な保健システムだけでなく、健康的な環境も大事。
※ウォーターエイド 高橋郁さん
◎Health for all is an investment, not a cost.
保健システムは利益を生む。負担じゃない!
※難民を助ける会 堀江良彰さん
◎Lets’ Build the World We Want!
私たちみんなが望む世界をつくろう!
※全員
ビデオメッセージは、日本の市民社会のほかに、WHOのテドロス事務局長やブラジルの保健大臣、さまざまな市民社会の代表が寄せています。また、有力政治家や国際機関のリーダー、市民社会のリーダーなど43名の「UHCチャンピオン」が主張を寄せていますので御覧ください。