10/23 WORLD FOOD NIGHT 2020~みんなで食べる幸せを~ 第3回:食品ロス削減に向けて

ワールドフードナイト第3回毎年、世界食料デー(10月16日)のある10月に開催している“WORLD FOOD NIGHT (ワールド・フード・ナイト)” 。今年は全3回シリーズのトークイベントを、オンラインで開催します。各回では、今年の世界食料デーのテーマ「育て、養い、持続させる。共に。(Grow, Nourish, Sustain. Together.)」に沿って、特に「生産」「栄養」「食品ロス」に焦点を当て、私たちのアクションがどのように未来を変えていくのかを考える時間にしたいと思います。

WORLD FOOD NIGHT 2020 〈第3回〉では、人間の食料として生産されつつも、食べられることなく捨てられてしまう、食品ロスの課題について考えます。世界では十分な食料を入手できずに飢餓に苦しむ人々が存在する一方、毎年人間の食用に世界で生産されている食料の推定3分の1が食べられずに損失・廃棄されています。また、食料の廃棄や損失は、その過程で投入される水やエネルギーなどの資源の浪費、経済的な損失もたらしています。食料ロス・廃棄を削減することは、国連で定められた持続可能な開発目標(SDGs)の目標12のターゲットの一つとしても掲げられ、一層の取り組みが求められています。

イベントでは、国内で食品ロス削減に向けた活動に関わる3名のスピーカーをお招きし、これまでの取り組みの紹介や知見、想いを共有いただきます。食品ロスについて、そして持続可能な食や社会の在り方について考え、解決に向けてアクションを起こすヒントを掴みに、ぜひお気軽にご参加ください!

【イベント概要】
日時:10月23日(金)19時-20時
場所:オンライン(Zoomウェビナー)
参加対象:世界の食料問題に関心のある皆様
参加費:無料
参加登録:要事前登録(各回それぞれの登録が必要です。)
https://fao.zoom.us/webinar/register/WN_ppaEzDCPTwSJibXgBp8edQ
主催:「世界食料デー」月間(呼びかけ団体:アフリカ日本協議会、国連食糧農業機関(FAO)駐日連絡事務所、ハンガー・フリー・ワールド、日本国際飢餓対策機構)
共催:横浜市資源循環局

【プログラム(予定)】
19:00  オープニング/「世界食料デー」月間の紹介、情報提供
19:10  プレゼンテーション
19:30  パネルディスカッション
19:45  Q&Aセッション
20:00  クロージング/横浜市資源循環局政策調整部部長 卯都木隆幸

【スピーカー】(五十音順)
五十嵐洋志さん/株式会社tvkコミュニケーションズメディア事業部・横浜メディアビジネス総合研究所(YMBL)コーディネーター
大学卒業後、民間会社での企画・営業・総務部門を歴任後、2つのNPO法人の事務局長等を経て現職。人と人、人と街、人とコトをつなげる活動に邁進中。YMBLでは、横浜市資源循環局と協働で食品ロス削減プロモーション事業を展開。これまで培った地域や企業とのつながりを活かしつつ行政と連携している。

関藤竜也さん/株式会社クラダシ
1971年大阪生まれ。1995年総合商社入社。戦略的コンサルティング会社取締役副社長を経て、2014年フードロス問題を解決するため、株式会社クラダシを設立し代表取締役社長に就任。SDGs採択の7カ月前に社会貢献型フードシェアリングプラットフォーム「KURADASHI」サービスを開始。その売上の一部を社会貢献活動団体に寄付している。2018年環境省主催 『第6回グッドライフアワー』にて「環境大臣賞」を受賞。2020年農林水産省協賛『第7回 食品産業もったいない大賞』にて「審査委員会委員長賞」を受賞。

野村亜矢香さん/京都大学大学院総合生存学館 博士課程修了 博士(総合学術)、株式会社セブン&アイ・ホールディングス サステナビリティ推進部 担当
2020年京都大学大学院総合生存学館博士課程 修了、総合学術博士。参与観察を主な手法とし、食品ロス削減をテーマに研究。 国連食糧農業機関(FAO)ローマ本部でインターンシップ修了後、京都大学にてFAOと協働プロジェクトの企画、運営を担当。学内で行った食品ロス削減啓発活動のインパクト調査を実施。10月よりセブン&アイ・ホールディングス サステナビリティ推進部 担当。