【後援】1/9(木)『抵抗の轍』出版記念企画

自由と尊厳を求めて サハラーウィ40余年の闘い
〜著者・新郷啓子さんに聞く

日時:2020年1月9日(木)19:00-20:30(開場18:30)
場所:文京シビックセンター 会議室1+2
(東京都文京区春日1-16-21)[アクセスは下]
参加費:500円(一般)
主催・問合せ:西サハラ友の会(info@fwsjp.org)
後援:NPO法人 アフリカ日本協議会(AJF)

参加登録:できるだけ、以下のサイトから参加をご登録ください。
https://forms.gle/nN8oun73U2bgSYs57

スピーカー
新郷啓子さん(著者)
鵜飼哲さん(一橋大学名誉教授/フランス文学・思想)
岡真理さん(京都大学教授/アラブ文学)

[アクセス]
東京メトロ後楽園駅・丸ノ内線(4a・5番出口)南北線(5番出口)徒歩1分、都営地下鉄春日駅三田線・大江戸線(文京シビックセンター連絡口)徒歩1分、JR総武線水道橋駅(東口)徒歩9分
https://www.city.bunkyo.lg.jp/shisetsu/civiccenter/civic.html

チラシPDFはこちら

【趣旨】
1993年に『蜃気楼の共和国? 西サハラ独立への歩み』(現代企画室)を世に出して26年。新郷啓子さんは、ヨーロッパを拠点に、40年近くにわたり、自由と尊厳を求めて闘うサハラーウィ(西サハラの人びと)に寄り添いながら、彼らの解放闘争の支援活動を続けてきました。日本で西サハラ問題を熟知する第一人者です。その新郷さんの待望の新刊『抵抗の轍 アフリカ最後の植民地、西サハラ』(インパクト出版会)が11月に出版されました。出版を記念して、来日する新郷さんからお話を聞きます。また、新郷さんの長年の友人である鵜飼哲さんと岡真理さんを交え、西サハラを知る意味、今行動する意義を考えます。

【西サハラとは?】
北西アフリカにある旧スペイン植民地。1975年、独立過程で隣国のモロッコに侵攻され、領土の大半が占領下に。現地では逮捕、拷問、投獄など深刻な人権侵害が起きています。侵攻を逃れたサハラーウィはポリサリオ戦線に結集し、アルジェリアで難民キャンプを建設して暮らしています。1976年、「サハラ・アラブ民主共和国」の樹立を宣言しました。
1991年、ポリサリオ戦線とモロッコは停戦と住民投票の実施に合意。国連は住民投票派遣団を設置しましたが、モロッコやフランスの妨害により、まだ実施できていません。
西サハラはリン鉱石の産地であり、豊かな漁場があります。モロッコはそれらを自国産として輸出しており、西サハラで獲れたタコはモロッコ産として日本にも来ています。一方、サハラーウィは占領下で脇に追いやられ、就職等で差別的待遇を受け、発展から取り残されています。

【西サハラ友の会】
2019年6月に市民が設立した会で、西サハラの人びとが平和のうちに暮らせることを願い、国際社会が約束した非植民地化のプロセスが前に進むよう、各方面に働きかけることを目的としています。世界中に西サハラの人びとを支援する活動があり、それらと連携し、西サハラの友の輪を広げていきたいと考えています。