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AJFが開催するイベント・セミナーの案内、報告です。質問、関連情報などをAJF事務局に寄せていただけるとうれしいです
2011年7月8日 セミナー第一回の質疑応答を公開しました。 「アフリカ熱帯林地域での自然環境と野生生物」質疑応答
第一回目は、これまであまり日本人には知られていないアフリカ中央部に広がる熱帯林の自然環境とそこに棲息する野生生物に関して、フィールド現場での調査研究や国立公園管理状況などを紹介しながら、その地球規模での保全の重要性について説明する。またそれが直面している危機状況について解説する。
日時:3月29日(火)午後6時30分〜8時30分
会場:丸幸ビル2F・オックスファム会議室
住所 台東区東上野1-20-6
地図 http://www.ajf.gr.jp/lang_ja/contact-us.html
資料代:500円
問い合わせ・参加連絡:AJF事務局 斉藤
メール info@ajf.gr.jp
電話 03-3834-6902
※ 会場・資料の用意のため、事前に参加連絡をいただけると助かります。お名前と緊急時連絡先(携帯電話・携帯メールなど)を知らせてください。
アフリカは日本から遠い存在ではあるが、昨今アフリカへの関心は高まりつつある。
この連続セミナーでは、飢餓、乾燥、草原というイメージとは異なるアフリカ、これまであまり日本人には知られていないアフリカ中央部に広がる熱帯林の自然環境とそこに棲息する野生生物に関して紹介していく。
また当地域に居住する先住民・地域住民の伝統的生業形態や昨今の急変する生活状況および拡大・増加しつつある自然開発業や密猟などの現状をも報告する。
最後に、そうした情勢下のもと、アフリカ熱帯林の自然環境保全や野生生物保全は日本人にも無関係ではないという観点から、気候変動や地球規模での生物多様性保全の視点と、日本人の伝統的自然観や野生生物利用のあり方との連関について述べ、いま日本人に求められていることを伝える。
このセミナーは、アフリカの自然や野生生物、先住民、エコツーリズム、開発業、中国のアフリカ進出、アフリカ地域経済状況などに興味のある方のほか、日本の伝統文化・芸能や自然観にも関心のある方も対象とする。
講演者の西原智昭さんは、当地域(コンゴ共和国、ガボン共和国など)で、研究調査、野生生物保全、国立公園管理、環境保全などに20年以上にわたって携わってきた唯一の日本人である。
4月6日(水)午後6時30分〜8時30分 参加費500円 会場:丸幸ビル・オックスファム会議室(環境パートナーシッププラザが当面、午後5時閉館になったため変更になりました)
第二回目は、アフリカ熱帯林地域での開発業の歴史、背景、現況について解説する。昨今の中国企業の進出とその環境保全配慮のあり方の現場情報も提供する。またこうした開発業が自然環境や野生生物に及ぼす影響、密猟など違法行為が起こる背景や要因、現実を伝える。こうした現実の中、先住民の生活やその周辺環境の急激な変化や、開発業や自然環境保全による地域住民への経済還元、とりわけエコツーリズムのあり方についても検討する。
4月20日(水)午後6時30分〜8時30分 参加費500円 会場:丸幸ビル・オックスファム会議室(環境パートナーシッププラザが当面、午後5時閉館になったため変更になりました)
日本人は古来より、自然やその風景をめで、また野生生物を身近な存在として扱うなど、元来より自然や生物を敬う民族であるといえる。ところが、ある時期より国外の野生生物やその一部を過度に利用するようになり、その生存が危機に瀕する状況にまで至った経緯がある。日本人によるそうした野生生物利用は、日本の伝統文化の一面ともいえるが、現代の地球規模での気象変動抑制を含めたグローバルな環境保全という文脈の中で、アフリカ熱帯林とそこに棲息する野生生物を事例にとり、日本人にいま求められていることについてみなさんと考えていきたい。
自然環境保全マネージメント技術顧問。コンゴ共和国北部Ndoki Landscapeで活動。WCSコンゴ所属
詳しくは以下のウェブページをご覧下さい
GCOE生存学創成拠点:西原智昭
問い合わせ:AJF事務局 斉藤
メール info@ajf.gr.jp
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