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こんな時こそ「国際連帯」の灯を消すな

1980年代以来、国際協力活動に関わってきたAJF代表理事・林達雄が折々に発したメッセージです。


こんな時こそ「国際連帯」の灯を消すな

              アフリカ日本協議会 林 達雄

 東北地方を中心とする惨事は、一週間がたとうとしている今もその全貌を見せていません。計画停電のために東京いつになく暗く、電車は間引き運転をしています。東京でこれだけ寒いのだから、被災地の人々はさぞや寒い思いをしているでしょう。新生児やお年寄りなど危険度が高い人たちの身が案じられます。

 私は神戸で震災ボランティアをしたことがありますが、最初の3日は、一方で最も生存の危機にさらされる時期ですが、一方で生きのびた人たちにとってはある種の高揚感が見られる時期です。本当に辛いのはこれからです。そして、そうした時期の「連帯」と励ましは骨身にしみるものがあります。神戸の震災ボランティたちの多くも、実際的に役に立ったかどうかは意見の分かれるところでしたが、、励ましになったことは確かです。

 今この被災地「日本」は世界中からの励ましを受けています。先進国は、もちろんのこと、東チモールやジプチなどの小国からも援助の申し入れを受けています。内戦中のアフガ二スタンのカンダハル市すら「日本」を支援しようとしています。アフリカからの「連帯」のメッセージも私たちの会員のところに届いています。サッカーの選手たちは喪章を身につけて試合に臨んでいます。

 さて、この世界には10億の飢餓人口がおり、毎年200万人がエイズで亡くなっています。桁違いの数の貧しい人々が存在するのです。驚くべきことにこうした地域の友人たちが、被災地日本に励ましと連帯のメッセージを送り、お金を援助として差し出しています。いま私たちがすべきことは何でしょう?一方で世界中からの励ましのメッセージを被災者たちに届けることです。もう一方で、日本の被災者だけではなく、世界の貧しい人々、死に瀕した人々への連帯と援助を続けることです。ともすれば一方に偏り、日本人被災者救済だけに集中しがちになります。しかし、それでは世界から寄せられる「連帯」に報いることになりません。日本には数多くの犠牲者が生み出されつつありますが、世界には10億人規模の犠牲者が存在するのです。日本の被災者を励ますことは良いことですが、自愛的になりすぎてはいけません。

 アフリカ各地の言葉に相互扶助を示す言葉、たとえばズールー語でウブントゥがあります。ウブントゥを忘れずに危機をのりこえてゆきたい思います。


【参考】
外務省ウェブサイト「諸外国等からの支援申し入れについて(東日本大震災)(平成23年5月19日19時30分現在)

外務省ウェブサイト「東日本大震災

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