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2006年、アフリカに関わる、あなたの想いを伝えて欲しい。

1980年代以来、国際協力活動に関わってきたAJF代表理事・林達雄が折々に発したメッセージです。


貧困の年、アフリカの年と言われた2005年は皆さんにとってどんな年だったのだろうか?

私にとっては、日本の多くの人たちに本気で向き合った、「日本」を活動の現場にした最初の年だった。「ほっとない」の言いだしっぺであった私はマイクを持つ機会が多かった。日本のみんなに、何を伝えたら良いのだろうか?自問自答していた。アフリカの「問題」だけを伝えようとしても、相手の心に届かない。そんなとき思い出したのが、たとえばエチオピアでの体験だった。

干ばつによる飢えが深まりつつある頃、被害が最もひどいと言われる村を訪ねたことがある。自分たちの食べる分だけの食べ物を持参した私たちは、内心びくびくしていた。飢えた村人たちに襲われるかもしれない。そんな不安を抱えていた。しかし、思いがけない結果が待っていた。襲われるどころか逆に、もてなしを受けたのだ。残り少ない穀物を炒って、ふるまってくれた。そして安らかな一夜の眠りを与えてくれたのだ・・・・

なぜ私はアフリカに関わってきたのだろうか?アフリカが抱えている問題が特に深刻だから。そうであることは確かだ。しかし、それだけではない。むしろ魅力を感ずるからである。自分自身の魂を呼び覚ますような衝撃を感じたからだ。生きる力をもらったからである

2005年は貧困とアフリカの問題を話題にしようと仕掛けた年であった。時代の雰囲気を今変えないと、先に進めそうもない、そんな時期にさしかかっていた。

災害・異常気象として姿をあらわした地球環境、広がり続ける格差と貧困、弱い者の命を奪う感染症。「見えにくい」が、実質的な危機の時代である。それにも関わらず、先進各国の政府は「目先の利益」ばかりを追いかけている。

そこで、時代の危機を「貧困」という言葉に込めて、世界各国の市民グループが同時に動き、世論を変えようとした。そのシンボルが白い腕輪(ホワイトバンド)であった。様々な批判を受けながらも、日本で白い腕輪が400万本にまで広がった。それは、仕掛け手たちの誰もが予想していなかった反響であった。

予想外の反響の背後に、日本の若者たちの「心の寒さ」を感じた。彼らの「寒さ」を暖めることによって、闘う力が生まれるのだと思う。政策を本気で変えようとするなら、多くの人の心を動かすことが必要である。まずは冷えた心を暖めることだ。

「アフリカ」には力がある。力があり、魅力があるからこそ、皆さんはアフリカに関わっている。そうではないだろうか?だとすれば、皆さん自身が感じた魅力を、ホワイトバンドを着けてくれた日本の若者たちにも伝えて欲しい。寒い心を暖めてやって欲しい。そのことが、アフリカの子供たちを救うこと、共に生きることのできる未来を創ることにつながる。

広告関係者、PR業界など、いまの日本には、中身さえあれば、それを分りやすく皆に伝えようという人たちは育っている。その一方で伝える「内容」と「実感」を持っている人は意外と少ない。「アフリカ」には「内容」がある。アフリカに関わる皆さんは「実感」を持っている。政策を変えること、アドボカシーを成功させるためには、アフリカの「現場」からの声が必要である。そのことを切実に感じた2005年であった。2006年はアフリカの現場と日本の現場をつなげる年にしたい。

2006年1月10日

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