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2005年に向けて

1980年代以来、国際協力活動に関わってきたAJF代表理事・林達雄が折々に発したメッセージです。


2004年12月11日

アフリカにはアジアや欧米と比べてもストレートに心に迫るものがある。貧困や飢え、エイズなどの問題のスケールも圧倒的だが、大地の大きさや愛情の深さもまた圧倒的だ。私自身も20年前のエチオピアでの体験を忘れることができず、5年前、病気で生死の境をさまよっていた時期も、アフリカで過ごした日々を想い浮かべていた。2005年はそのアフリカが世界の注目を集める年となる。

2005年、60周年を迎える国連は、2015年までに世界の貧困や飢餓を半分にするというミレニアム目標を持ち出す。これは2000年に世界各国の政府が約束した国際公約である。特に米国や日本など先進国の、世界の貧困に対する責任が問われることになる。テロ対策やイラクとの戦争にばかりお金を使ってきたことに対し、世界中から市民の声が湧き上がる。すでに欧州を中心に彩り鮮やかな運動が始まっており、イタリアではこうした市民の中から国会議員も生まれている。

昨年、東京で行われたアフリカ開発会議の際、アフリカの政府を代表してガボンの代表が『このままでは2015年までにミレニアム目標を達成できるアフリカの国は一つもないだろう。』と述べ、日本政府に迫ったことを思い出す。近年の日本の外交政策が、アフリカを応援するものではないと詰め寄ったのである。

アフリカは世界の実像を映し出す鏡のような存在だと、あるアフリカの友人が言った。私もその通りだと思う。いま、世界はグローバリゼーションと呼ばれる、歴史上かつて無いほどの激動の時代を迎えている。日本にいてはこの新しい時代の波はわかりにくいが、アフリカに視点をすえれば鮮明に見えてくる。その最初の波は貧富の格差やエイズ、戦争とともにやってきて、アフリカの貧しい人々をさらに貧しくしてきた。2005年からは2番目の波がやってくる。これまでとは反対の方向の波である。理屈はともかく、2005年は楽しい年になりそうなのである。

アフリカ日本協議会では2005年の世界の様子、アフリカの様子を実況中継で皆さんにお知らせする。お知らせするだけではなく、いくつかの市民グループとともに日本のマスコミや政府に対して、仕掛けてゆく。日本に住むアフリカの友人たちにも協力を仰ぐつもりである。パワフルなアフリカの人たちの力を借りて、うつむきがちな日本人の心を解放する。日本を変えることによって、アフリカを貧困から解放したい。日本人の多くは気がついていないが、日本の外交や政治がほんの少し変わるだけで世界の様相は確実に変化するのだ。

景気の良いことばかり語ってきたが、一つだけ心配の種がある。AJFが財政的にピンチにあることだ。スタッフ、理事一同、懸命に努力するので、皆さんにも協力を仰ぎたい。専門的な情報だけではなく、楽しく、誰にでもわかりやすい話題を提供するので、周囲の方々に会員になって下さるよう呼びかけていただきたい。

それでは2005年の皆さんのご健康とご活躍を心から祈っております。

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