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TACと南アフリカ共和国のジェイコブ・ズマ副大統領との会談が実現

2003年4月

昨年秋のTACメンバー来日以来、TACとAJFは連絡を取り合いながら共同行動を追求しています。

先月は、在日本南アフリカ共和国に申し入れに行きました。今月14日(来週・水曜日)には南アフリカ共和国大使ともお会いして、南アフリカ共和国の公的医療の中で抗レトロウイルス薬(ARV)治療を取り組んで欲しいというTACのメッセージを届け、私たち自身の願いを伝えることになっています。

以下、感染症研究会の稲場さんからの報告を転送します。


お世話になっております。先日は、TACの市民的不服従キャンペーンへの賛同をいただき、どうもありがとうございました。先日ご報告しましたとおり、アフリカ日本協議会として、4月22日、南ア大使館と2時間にわたる話し合いを持つことができました。その際、600羽の折り鶴とともに、団体賛同と署名入りの要求書をミネレ参事官に提出することができました。

さて、4月24日には、ニューヨーク、アムステルダム、パリ、ナイロビ、アビジャン、バンコクを始め、世界の多くの都市でTACを支援するキャンペーンが展開されました。その成果もあり、4月25日にTACと南アフリカ共和国のジェイコブ・ズマ副大統領との会談が実現しました。ズマ副大統領が抗レトロウイルス治療の公的医療への導入について肯定的な態度を示したため、TACは5月17日に開催されるTACと南アフリカ国家エイズ委員会との会合まで、「市民的不服従キャンペーン」を停止することを決定しました。

政府要人が抗レトロウイルス治療の公的医療への導入に積極的な態度を示したことは、TACに参加する人々の、命をかけた厳しく、長い闘争、そして国際的な連帯の成果であると言えます。私たちとしても、南ア政府の態度変更を歓迎します。ただし、政府はまだ抗レトロウイルス治療の導入を約束したわけではなく、今後とも、事態の推移への注目を継続することが必要です。

私たちとしては、今後とも南アの、また、国際的なエイズ問題に関する行動を提起していきたいと考えています。ぜひとも、ご注目・ご支援のほどよろしくお願いします。

アフリカ日本協議会感染症研究会

担当 稲場 雅紀

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治療行動キャンペーン 全国執行委員会 緊急決定
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2003年4月29日

「治療行動キャンペーン」(TAC)は、2003年4月25日に、副大統領であり南アフリカ国家エイズ委員会(SANAC)の議長であるジェイコブ・ズマ氏との間で会合を持った。TACはそこで、2003年5月17日土曜日全日を使って開催されるTACとSANACの会合の結果が出るまで、市民的不服従キャンペーンを停止することを検討して欲しいとの依頼を受けた。

TAC全国執行委員会は、2003年4月29日に、幾人かの重要な同盟者も交えて会合を開催し、市民的不服従キャンペーンを停止することで合意した。全国執行委員会のメンバーおよびスタッフの幾人かは、政府の抗レトロウイルス治療や全国経済開発労働委員会(NEDLAC)における合意案に対する政府の態度を変えることの緊急性に鑑み、本件決定への留保を表明したが、合意自体は成立した。TAC全国委員会のメンバーは、SANACが人々の命を救うために動く権限を持っているかどうかについて懸念を再表明した。

しかしながら、われわれがキャンペーンを停止するのは、政府に対して、自らの善意を証明し、またTACのキャンペーンが人々の命を救うためのものであることを示すための十全の機会を保障するためである。この決定は、TACの各支部の会合において説明され、承認されることとなる。

TACはSANACとの会合を準備するプロセスおよび会合においてどのような結果が生じるかによって、キャンペーンを再開するかどうかを決定する。われわれの次回の全国執行委員会は、2003年5月18日に開催される。

4月29日の副大統領との会合において、以下のことが合意された。

  1. SANACの会合における議題は、以下のものとなる。(順不同)
    • 南アフリカの公的セクターにおけるARV治療プログラムと、「費用に関する委員会」(注:Costing Committee:ARV治療にどの程度の費用がかかるかを検討している委員会)の報告書
    • NEDLACの枠組み合意:どのように形成され、今後どのように完成させるのか。
    • TACの政府およびSANACとの関係:TACの組織構造、財政、市民的不服従キャンペーンに関する決定についてSANACが行う質問について。
  2. この会合を準備するために、SANACとTACの合同委員会が設置され、議題の設定や必要な資料の作成等に関する作業を行う。TACは、この委員会におけるあらゆる論争について、SANACの議長(注:ジェイコブ・ズマ副大統領)の下に持ち込み、明確な指示を求めることを提案している。
     TACはSANACに対し、5月17日の会合の結果について、SANACが緊急の提言を提示した上、ただちに、かつ公式に政府に提出すべきであると提案している。この場合、SANACは、政府が3週間以内に案を検討し、確認すべきだとの要求を政府に対して行わなければならない。会合の結果には、政府が治療薬の価格を下げるために、法的な権限を行使するということが含まれていなければならない。
     TAC全国執行委員会は、政府およびその他の全ての社会セクターとともに、HIVの予防および治療について建設的に働きたいと切に願っている。しかし、もしわれわれが今後さらに、正当化できない遅滞や欺瞞に直面した場合には、われわれはHIV感染の防止と、AIDSとともに生きる人々の治療によって人々の命を救う国家計画への合意を得るために、現在実施しているキャンペーンの全てを継続するであろう。

TAC全国事務局長 National Secretary マーク・ヘイウッド Mark Heywood により提案
TAC議長 Chairperson ザッキー・アハマット Zackie Achmat により再提案
電話会議に出席した以下のTAC全国委員会委員およびスタッフの満場一致により承認
Theo Steele, Luyanda Ngonyama, Arthur Jokweni, Ivy Ntlangeni, Cati Vawda,
Sindiswa Godwana, Ncumisa Nongo, Sharon Ekambaram, Nathan Geffen, Mandla
Majola, Sipho Mthathi, Nonkosi Khumalo, Pholokgolo Ramothwala, Desmond
Mpofu, Thembeka Majali, Rukia Cornelius

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南アフリカのエイズ活動家たち、政府への抗議活動の一時停止を決定
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【ケープタウン発 ロイター通信】

南アフリカのエイズ活動家たちは、翌月(5月)の会合に先駆けて火曜日(4月27日)に行われる予定であった全国規模の反対行動を中断することを決定した。これは、政府が約百万のエイズ患者に薬品を提供することに応じるとの希望的観測がでたためである。

TACは3月に政府の政策への反対キャンペーンを開始して以来、ターボ・ムベキ大統領および他の政府要人たちを標的として活動してきたが、5月17日の国家エイズ委員会との会合まで、抗議活動を延期し、保留すると述べた。

TAC執行委員会は、「我々は政府が誠意を持って対応するだろうとの希望的観測から、このキャンペーンを一時中止することとした」との声明を出した。「しかし、もしわれわれが今後さらに、正当化できない遅滞や欺瞞に直面した場合には、われわれはHIV感染の防止と、AIDSとともに生きる人々の治療によって人々の命を救う国家計画への合意を得るために、現在実施しているキャンペーンの全てを継続するであろう。」

南アフリカは、世界でのエイズ人口が最も多い国のである。しかしながら、政府は、延命に効果がある抗レトロウイルス薬の病院を通じた供給を、コストが高く有害であるとして拒んできた。TACは(彼らの主張では、その政策により470万人もいるエイズ患者のうち、1日に600人が死亡したとしている)この政策を変更させるための抗議キャンペーンを開始し、先月は省庁の占拠、交通の遮断などを展開して、政府関係者が関係各所にいくことができないようにした。

このキャンペーンで、100人以上ものTACのメンバーが逮捕された。その中には、マント・シャバララ・ムシマン保健相、アレック・アーウィン通産大臣へのエイズによる殺人容疑で告発することも含まれていた。

グループはムベキに対しても非難の声をあげた。彼は2000年に、エイズとHIVの関係性に疑問を投げかけて以来、長い間厳しく非難され続けてきた。

閣僚たちは南アフリカにおけるエイズ政策の即時変更を拒絶したが、TACは国家エイズ委員会の委員長でもある、ジェイコブ・ズマ副大統領が、翌月の会合において、抗エイズ薬供給の国家計画を策定する要求について、討議することに同意したと述べた。

この同意には、会議におけるいかなる結論も3週間以内に考慮し、適用されるべき「緊急勧告」として政府に突きつけられるものとする、との提言も加えられていた。TACは「会合の成果には、政府が薬品価格を下げるために法的権限を行使するということも含まれなければならない」と述べた。

一方、日曜日には、大手薬品メーカーであるグラクソ・スミス・クラインが、途上国向けに、あるエイズ薬を50パーセント減額すると発表している。

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