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ナイジェリア治療アクション運動(TAM)結成される

ナイジェリアにおけるエイズ治療の提唱者たちは、国内のPHA(HIV陽性者)がケアと治療を受けられるようにする運動を先導するために、「ナイジェリア治療アクション運動」(TAM)の結成を発表した。

この運動体の発足は、イバダンとアブジャで、それぞれ2002年10月6日と10月13−16日に開かれた二つのワークショップの成果の一つである。イバダンでのワークショップは、HIV/AIDSのケアと治療を、ナイジェリアにおいてさらに拡げようとする二カ年計画のプロジェクトの一環であり、フォード財団からの資金提供のもとで、「エイズに取り組むジャーナリスト連合」(JAAIDS)により組織されている。PHAグループ、ケアとサポート団体、人権団体、メディア、オヨ州 Oyo State のエイズ活動団体、オヨ州議会を代表して、61人のエイズ治療提唱者たちが両ワークショップに参加した。

南アフリカからは3名の参加者があった。ジョハネスバーグのエイズ法律プロジェクトのジョナサン・バーガー氏、治療行動キャンペーン(TAC)のブヤニ・ジェイコブス氏 Vuyani Jacobsとノムベコ・ムポンゴ氏 Nombeko Mpongo である。

オヨ州 Oyo、エキティ州 Ekiti、オスン州 Osun、オンド州 Ondo、オグン州Ogun、ラゴス州 Lagosから、40名の参加者が、イバダンのラフィアホテルでの第一回のワークショップに集った。中には、著名なPHAの支援組織の代表も含まれている。例えば、イバダンのナイジェリア・ポジティブ・ライフ協会 Positive LifeAssociation of Nigeria (PLAN) Ibadan や、イレサ Ilesaのリビング・ホープ・ケア Living Hope Care、ラゴスのナイジェリア・エイズ同盟 AIDS Alliance Nigeria、アド-エキティAdo-Ekiti のライフ・ケア機構 Life Care Organization、サガムSagamuのサガム・コミュニティセンター、ナイジェリアPHAネットワーク Networkof People Living with HIV/AIDS in Nigeria: NEPWHAN である。

開会式で、オヨ州Oyoの保健省長官のグボラ・アデチュンジ博士 GbolaAdetunji(保健省の常任事務官のチチラヨ・イパデオラ博士 Titilayo Ipadeola が代読)の基調講演があり、HIV/AIDSの予防と治療には切っても切れない関係があることを強調した。また、彼は、治療を保障のためには政治的なリーダーシップが鍵となるとしながら、それは共同体の関与によって支えられる必要があると指摘して、参加者たちに包括的な治療を保障するような方向に向かうように強く求めた。

フォード財団のババチュンデ・アホンシ博士 Babatunde Ahonsi と、家族・リプロダクティブ・ヘルス協会 the Association for Family and Reproductive Health のグレイス・デラノ夫人 Grace Delano がナイジェリアHIV/AIDS市民社会諮問グループCivil Society Consultation Group on HIV/AIDS in Nigeria: CiSCGHAN を代表して、誠意あるスピーチを行った。来賓として、フェミ・ソインカ教授 Femi Soyinka(JAAIDSの理事会を代表して)とナイジェリアHIV/AIDS患者ネットワーク(NEPWHAN)の全国コーディネイターのパット・マテミロラ Pat Matemilola 博士も参加している。

ワークショップは、参加者の治療リテラシー(治療に関する知識と判断能力)の向上を目的としていた。ナイジェリアの医科学研究所のタイオ・アデオル博士 TaiwoAdewole が、参加者に基本的なHIV/AIDSの科学的な理解を施し、抗レトロウイルス薬がどのように効果をもたらすかを説明した。イバダン大学病院のウイルス学科のデービッド・オラレイェ教授 David Olaleye は日和見感染症に関するセッションを担当した。

イレ=イフェ市 Ile-Ife のオバフェミ・アウォロウォ大学教育病院のコンサルタント小児科医のエブン・アデジュイグベ博士 Ebun Adejuyigbe は母子感染予防のに関するセッションを開き、一方NEPWHANのパット・マテミロラ博士 Pat Mamilola は治療を進める上での市民社会の役割について講演を行った。

治療へのアクセスを保障するための、人権的観点からのアプローチに関するセッションには、南アフリカのエイズ法律プロジェクトのジョナサン・バーガー氏 JonathanBerger と健康権利センター(CRH)のエベネザー・デュロジャエ氏 EbenezerDurojaye が参加した。参加者はまた、TACのブヤニ・ジェイコブス氏とノムべコ・ムポンゴ氏の講演により、南アフリカの経験を聞くことができた。

パークビュウホテルで開かれたアブジャでのワークショップでは、21名の参加者が、連邦首都領域と共にケビ州 Kebbi, ベヌエ州 Benue、ナイジャー州 Niger, アダマワ州 Adamawa, ナサラワ州Nassarawaを代表して参加した。

アブジャのワークショップでの重鎮は、保健省のナシル・サニ・グワルゾ博士Nasir Sani-Gwarzo 、ナイジェリアHIV/AIDS市民社会諮問グループ(CISGHAN)の全国コーディネイターのヌケチ・オナフ夫人 Nkechi Onah、更にCISCGHANからウォレ・ダイニ博士 Wole Daini 、マクルディ Makurdi にあるビショップ・ムレイ・メディカルセンター Bishop Murray Medical Centre のメグ・ラジ博士 Megh Raj とJAAIDSのプロジェクト・デイレクターのオモロル・ファロビ氏 Omololu Falobiである。

両ワークショップの最後に、参加者は国のHIV/AIDSへのケアとサポートの拡大の必要性を強調した。特にPHAが入手できるケアと治療に関する選択肢についてもっと理解する必要のあることを強調した。

ワークショップでの主な収穫の一つとして、市民社会に対して、ナイジェリアでのケアとサポートを主導していく「治療アクション運動」の創立があった。その活動は、国中のPHAがケアとサポートを受けられるようにするための、各種関係者と連携した政策提言のための組織として働くと同時に、国の「HIV/AIDS緊急行動計画」(HEAP)における、ケアとサポートに関わる要素を、十分に、かつ誠実に導入していくことを保障しようというものである。

14人のメンバーからなる運営委員会は、7名のPHAと両ワークショップから指名された他の活動家からなり、運動を指導していく。2003年の初めに行われる治療アクセス会議で、正式に活動を開始し、賛同者の拡大を図ることが提案されている。

 ワークショップはまた、エイズ法律プロジェクトとTACからの代表の参加を通じて、ナイジェリアの活動家と南アフリカの活動家の間のネットワークづくりのための基盤をつくった。

東部・北部ナイジェリアで、更に3つのワークショップが、治療へのアクセスに向けたプロジェクトの継続として、2003年に開かれる。

オライデ・アカニ
プログラム・オフィサー
ナイジェリアJAAIDAS

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