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アフリカ:抗レトロウイルス薬が貧しい地域社会で功を奏することができる

バルセロナ 7月8日(IRIN)

南アとウガンダで進行中の2つの抗レトロウイルス薬(ARV)のパイロットプログラムによって、エイズ治療キャンペーンを貧しい地域社会で実行できることが証明された。このようなイニシアティブを国家レベルの計画に拡大するためにかけているものは予算であり政治的意志である、と健康管理部門で働く人たちは語った。

ウガンダ南部では、小さな田舎の健康管理センターはマサカ病院に付随してあり、53人のが2月からARVを服用している。3つの錠剤を1日2回服用することが、エイズ患者の生存に大きな違いをもたらす。CD4細胞(身体の免疫反応を統括する細胞)を増やし、一般的な部分全体の改善を3カ月以内の治療でもたらすのだ。

マサカ診療所で働くウガンダ財界連合のディクソン・オプル博士は、エイズ患者は治療を開始する前に幾つかの基準に合致しなければならないと語った。ボランティアは「臨床的に安定しており」、一人で歩くことができなければならない。また、エイズ患者は処方計画遵守のための講習会に出席し、同様に家族の支援と地域にある民間団体の後ろ盾を実証しなければならない。

最初に治療を始めた3人の患者が、カポシ肉腫やクリプトコックスにより立て続けに死亡した。オプル博士は、3人は治療を始めるのが遅すぎたと説明した。残りの患者は何とか計画を続行しており、わずか3人に発疹といった薬による副作用が見られた。

マサカ病院の研究結果は、南アフリカ、クワズール・ナタール州のイセムバラバンツ(Ithembalabantu(「人々の家」))診療所で反復されている。今年、60人以上のエイズ患者が計画を始め、2人が肺炎で死亡した。しかし、残りの患者はCD4細胞数の増加、体重の増加、口腔カンジダ症や肌の状態の改善が見られた。

イセムバラバンツ診療所を運営するポール・ムソケ博士は、この結果は地域社会にエイズによる社会の不名誉よりも強い印象を与えると語った。HIV感染者は隣人の無知、公共医療部門の貧弱な治療、貧困と闘わなければならない。

ARVそのものがHIV/AIDSの解決法ではなく、感染を管理する唯一の方法ではない。しかし、アメリカに拠点を置くエイズ健康管理財団が出資した2つのパイロットプログラムは、恵まれない境遇にある地域社会の人々が支援し続けることができ、無料で提供されるARV治療による恩恵を受けることが出来ることを証明した。

「死が(家族や友達といった)身の回りにある時、人々は計画の支持者と問題を起こすことはなかった。」とオプル博士は語った。「ARV治療はNGOが推進する計画を知識があり教育を受けた田舎の患者たちに首尾良く運営することが出来た。」

オプル博士にとって、鍵となるのは政府が作り出さなければならない「特権を付与できる環境」である。「第一に、最も重要なのが政治的関与である」とオプル博士はIRINに語った。

大抵のアフリカの政府は、予算及び外部の資金と地域に密着したパートナーの協力なしに国家規模での治療プログラムを実施する能力がない。しかし、「整備された公共医療システムがある必要はない。NGOが肩代わりできる。」とオプル博士は語った。「このプログラムはNGOが国家機能を補充することのモデルである。必要な予算を備えた、専門分野に特化したNGOが必要なのだ。」

日曜日にバルセロナで行われた第14回国際エイズ会議の開会式で、ピーター・ピオットUNAIDS事務局長はわずかに3万人しかARV治療を受けられず、その百倍以上の人間が必要としている現状に疑問を呈した。彼の答えは、地球規模、国家レベル双方での政治的意志の欠如であった。

「治療は世界のあらゆるところで技術的に実現可能である。社会資本の欠如はいいわけにならない・・・

(エイズと闘う世界基金に対しては)年100億ドルがHIV感染拡大に対処するために必要最小限な金額全てである。今日、この3倍以上を手にすることができる。」

ピオット事務局長は、世界基金の優先順位は予防や治療の資金調達であるべきだとの議論に立ち向かった。「予防と治療は相互補完であり、優先事項を競い合うものではない。」とピオット事務局長は語った。「予防は未来を安全にする。治療は生命と財産を直接守る。」

マサカ病院のパイロット計画によると、一人の患者に1年間ARVを供給するために740USドルかかる。しかし、価格は下落しており、入手できる人の数は増加している。昨年、インドのジェネリック薬メーカーのシプラ社が、3剤療法用医薬品を患者一人あたり年350USドルでナイジェリア政府に供給することで合意した。

国境なき医師団(MSF)が出資したARV計画の恩恵を受けたマラウイの農夫であるフレッド・ミナンディさんは以下のように説明した。「(エイズ患者である)私たちにとって、予防について語ることは遅すぎる。しかし、我々は未だ治療を受ける権利がある。私だけや私の家族だけでなく我が国全体がだ。」

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