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アフリカ:エイズ・ワクチン研究への挑戦

ケープタウン 6月5日(IRIN)

アフリカでのエイズ・ワクチンの開発が楽観視されているにもかかわらず、研究者は未だ多くのハードルに直面していると、今週のアフリカエイズ・ワクチン計画(AAVP)立ち上げの際に研究者が述べた。

ウガンダ・ウイルス研究所の第一人者、ポンティアノ・カリーブ博士は、ケープタウンでのAAVPの立ち上げの際に、わずか2件の第一段階の実験が完了したことを述べた。

臨床実験には、三つの段階がある。第一段階はHIV感染のリスクが低く、安全なテストを20〜60人の健康なHIVに感染していないボランティアに対して行うものである。

カリーブ博士は、研究の遅れが「一部は無視の結果であり、意志決定の遅延と複雑化による部分も大きい」と語った。臨床実験が始まる前に、あらゆるレベルでの政府部門のコンセンサスを必要とするアフリカの国もある。

エイズ危機への対策として長期的に見ると、エイズ・ワクチンが一番の希望であるとのコンセンサスは、特に途上国において高まっている。

「アフリカへのワクチンは長期的なエイズ予防手段として一番であろう・・・このイニシアチブは、エイズがアフリカの多くの国々で引き起こした悲劇を克服する呼びかけとして支援できる。」とUNAIDSのピーター・ピオット事務局長は先週公表した声明の中で述べている。

しかし、未だこのような研究に対するガイドラインが設定されていないため、大半のアフリカの国々で規定プロセスは遅れ、予測不可能で、時にはプロセスが存在しない。ウガンダでは、確定された手順がないことから、ワクチン実験の実施が承認されるまでに2年間かけて9つの委員会の承認を要した、とカリーブ博士は語った。

試験へ参加するボランティアへのインフォームド・コンセントの実施といった倫理的、法的必要性は、文化的な問題が関わってくるだけに、アフリカでは一筋縄ではいかない。多くのアフリカの文化は、女性は何事を決定するために配偶者による許可を得なければならず、女性自身が承諾することができないからだ。

研究者は、特に田舎では、臨床実験の参加者が実験の目的を的確に理解しているかどうかを見極めなくてならない。ウガンダでは、実験参加中の怪我の治療に関する補償の仕組みを、多くの参加者が悪用したため、一連のプロセスがうまくいかなった、とカリーブ博士は語った。

実験対象とされるワクチンが胎児へ及ぼす危険が未だ不明なため、家族計画にも注意を払わなければならなかった、とも話した。

診療所、研究所の人的資本や最先端の技術を導入し実施することは、電力や水といった基本的な設備が容易に手に入らない地域ではとりわけ難しい。

既にHIV感染した人びとがワクチンを求めており、治療向けワクチンと予防用ワクチンの開発を巡る争いは「難しい問題だ」、とカリーブ博士は語った。

「途上国が先進国のモルモットにされると信じられていることから、多くのアフリカの人々は試験に懐疑的である。」とカリーブ博士はPlusnewsに語った

カリーブ博士によると、アフリカではワクチン研究が時流に乗っているため、これらの障害はワクチン開発実験に未来がないことを示すものではない。南ア、ナイジェリア、コートディボアール、エティオピアなどの国で多くの実験が行われている、とも語った。

AAVPのマレガプル・マクゴバ議長は、ジャーナリストにHIV C特殊型−南部アフリカで流行している変異型−の最初の第一段階の効果的な実験がまもなく南アで始まり、当局の許可を待つのみであると語った。

しかしながら、このプロセスは急ぐわけにはいかない。「高レベルの倫理規定が必要であり、……ワクチンの接種を始める日には一連のプロセスをダメにしてしまう結果にならないことを確かなものにしなければならない」というのである。

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