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アフリカ:殺菌剤−HIV感染予防の新たな希望

ジョハネスバーグ 5月15日(Plusnews)

HIV感染の予防・減少に効果のある殺菌剤がHIV感染拡大の進行に劇的な影響をもたらすことが出来る、と支持者たちは主張している。

以下は、アントワープで今週開催されている44カ国から650人を超える研究者、活動家、医療関係者、HIV陽性者が参加した殺菌剤に関する会議のPlusnewsによる要約である。

殺菌剤とは何か?

殺菌剤は病原体の感染を防ぐ薬物であり、細菌やウィルスを殺すか無力にする。殺菌剤はジェル、クリーム、座薬、フィルム、スポンジ、ティッシュ、リングの形で投与される。

殺菌剤はバクテリアやウィルスを殺す、あるいは、感染が起こった後でウィルスやバクテリアの複製を阻む。また、膣や直腸でのバクテリア、ウィルス感染を防ぐ「見えないコンドーム」としての役目を供えたバリアにもなりうる。

現在、薬は入手できるのか?

まだできない。現在、60種類の殺菌剤製品、複合物が小さな製薬企業、非営利団体、企業によって研究されている。

11の殺菌剤となりうる商品が、臨床実験を行うことを認められている。

ロックフェラー財団が出資している殺菌剤イニシアティブの一連の報告書によると、実験の結果と適切な投資によっては、2007年までにいくつかの製品は商品化が可能である。

殺菌剤の研究、開発の障害は、大製薬企業が関心を示さず、投資が行われないことである。現在、殺菌剤の研究、開発に投資している大製薬企業はない。これらの企業は殺菌剤に対する科学的な疑問と規制への懸念、より収益性の高そうな商品への投資する機会を争っているためにこの件に巻き込まれることを嫌がっている。

これから先もコンドームを使う必要はあるのか?

常に正しく使うなら、コンドームは殺菌剤よりもHIVと性感染症(STIs)を防ぐと思われる。それ故、コンドームはこれからも推奨すべき選択肢である。

しかし、殺菌剤はコンドームを使えない人、使う気のない人にとって重要な予防手段となるだろう。

女性が子供を産みたいと望んだ場合は?

避妊薬となりうる殺菌剤もあれば、そうでない物もある。殺菌剤は、HIV陰性のパートナーに対するリスクをより低くして、子供をほしがる女性に妊娠を可能にするだろう。避妊薬となりうる殺菌剤は、女性に望まない妊娠を避ける手段を与えるだろう。

やがて、出生時のHIV母子感染を防ぐための膣洗浄や抗レトロウィルス薬介入の添加剤、補助剤として、殺菌剤は定式化されるだろう。殺菌剤の研究者は、幼児に与える母乳を安全にする化合物も研究している。

既にHIV陽性である女性にはどんな利点があるか?

殺菌剤は、免疫システムの変化が起こっている女性にとって、大きな危険をもたらすHIV以外の性感染や膣感染症を防ぐだろう。複数のSTIsに対し広範囲に効果のある殺菌剤はHIV陽性の女性に対するこのような危険な感染を防ぎ、膣を健康な状態に保ち、菌の急激な増殖を防ぐだろう。

いくつかの製造が期待される殺菌剤は、HIV陽性の女性が使用しても安全か証明するために、特別な実験を受けている。

男性についてはどうか?

現在、多くの実験段階にある殺菌剤は、男性とパートナーを保護する「双方向」予防を条件とされる。

エイズ研究アメリカ基金が出版した新しいレポートは、アナルセックスによるHIV感染を予防できる殺菌剤の必要性に焦点を当てた。コンドームは肛門感染に対する最大の防壁であるが、肛門殺菌剤はコンドームをつけないのと同様にコンドームを使ったときの二次的な障壁となる。

臨床試験に用いられる殺菌剤の実験の多くは膣内での使用に焦点が当てられているが、男性も殺菌剤の研究には関与している。製品が膣内使用に問題ないと判断されれば、男性はペニスや尿道に炎症を起こすか確認する「男性の耐性」の段階に入る。

製品はいろいろな場所で、簡単に入手できるか?

2001年にロックフェラー財団が、殺菌剤が必要とする人に手ごろな価格で入手でき、殺菌剤を使用するために個人が知識、能力、権力、社会的支援を得るために何が必要かを調査するワーキンググループを招集した。

「入手と使用への準備」と題された調査結果についての文書は、特に途上国で殺菌剤を多くの人びとがまとまった量を容易に入手でき、価格が使用の障壁とならないようにすることを確実にする研究と行動プランが併記された。

文書は以下のように結んでいる。「途上国に人たちに必要とする薬品やワクチンを入手するために数年、時には十年も待たせた過去の失敗を繰り返すことは非効率で道義に反する。」

人々は積極的に殺菌剤を使うのか?

ジンバブエ、ウガンダ、南アで行われた受容可能性の研究は、男女とも殺菌剤の積極的な使用を表明している。選択肢の定式化についての研究は、どの定式化や配達手段もニーズや女性の好みに合わないことを示唆している。ジェルがいいという人がいれば、フィルム、座薬、スポンジがいいという人もいる。

dry sexのような文化的な習慣はどうするのか?

サブサハラ・アフリカのいくつかの地域では、女性がセックスの前に膣を乾燥させて締め付けるために、いろいろな物質をごく当たり前に使っている。この“dry sex”として知られる習慣は男性が締まって乾燥した膣を好む趣向を芽生えさせる。いくつかの例では、性的な潤滑剤は乱交と結びつく。

男性のパートナーが“dry sex”を求め、膣内の湿り気を不貞や感染のサインと受け取る場合に、女性が潤滑物質を使用できるか不明である。

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