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南アフリカ:エイズ治療薬なしで生きる

ジョハネスバーグ 5月15日(IRIN)

1997年にHIV陽性が判明した時、クリセルダ・カナンダは妊娠7ヶ月目だった。HIV陽性と判明してからも、カナンダは健康な生活を送り、全く抗レトロウイルス薬を服用しなかった。

悪夢が現実のものとなったのがHIV陽性とわかった最初の日であった。なぜなら、「自分はすぐに死ぬだろう」というのが、思考の全てであった、とカナンダはIRINに語った。

それ以後、カナンダはあらゆる市販されたエイズ治療薬を必死に探し求めた。「自分がすることはエイズと闘うことが全てと悟り、治療薬を探すことをやめた。ウイルスを受け入れ、尊重することを自分自身に言い聞かせた。」とカナンダは語った。

カナンダにとって、HIVに感染したことは天命であった。「全ての人がそうすべきであるように、ただ単に食事の基本に立ち返り、健康に生活した。」

ハロルド・セフテル医師は、HIV陽性者にとって最も有効な治療法の一つが健康な食事と生活であることに同意した。「このように自分自身を看病するなら、HIV陽性者は何年も生きることができる。」

しかし、セフテル医師によると、感染症と闘うために体がより多くのエネルギーを必要とし、普通よりも多く食べる必要があるため、食事は多くのHIV陽性者にとって問題でもある。胃腸を悪くする医薬品もあり、日和見感染症は口内や喉に影響を与え、食事を困難にする。

HIVの状態について話をすると、患者は取りうる全てのオプションについて説明を受ける必要がある。抗レトロウイルス薬の服用はオプションの一つであり、患者は治療によるあらゆる副作用について知らされなければならないと、セフテル医師は付け加えた。

「この情報はだれでも入手でき、何も不思議なものはない。人々は抗レトロウイルス薬治療を受けるときに生ずる副作用についての意見を誇張する嫌いがある。要するに、必要なのは常識である。」

全国HIV陽性者協会(NAPWA)のワンダ・マシア治療コーディネーターは、薬の副作用と法外な値段こそが多くのNAPWAメンバーが治療薬を勧めない主な理由であると語った。

しかし、抗レトロウイルス薬治療と結びつくあらゆる副作用が個人個人によって異なり、適切な情報を付け加えて紹介を受けた後に選択するのは個人の責任であるとマシア治療コーディネーターは語った。

「時として、医者は全てを明確に語らず、多くのカウンセラーは何も知らない。カウンセラーにしてみれば、HIV陽性の人は単に薬を服用すべきなのである。」とマシア治療コーディネーターは語った。

HIVと共に生きることについて語るときに「語り口がやわらかで、いじらしい声」になるカウンセラーは、どのようにして積極的に生活をやりくりするのかを知る必要がある人にとって役立たずだと、カナンダは語った。

「自らを惨めにすることに集中し、真の問題点についてまとまりがつかなくなる。」とカナンダは付け加えた。

真の問題点とは何か。「HIVに感染したことを受け入れる。行動パターンを変えることなしに、良くはならないことに気づく。誰とでもSEXするなら、死ぬだろう。適切に食事を取らなければ、やはり死ぬだろう。」

カナンダにとって、抗レトロウイルス薬なしで生活することは簡単だ。薬について「大げさに扱う」のはメディアであり他人である。「薬について真実は何もなかった。」とカナンダは語った。

しかし、多くのHIV陽性者にとって、事は単純ではない。彼らは貧しく、薬を買う余裕がないため、抗レトロウイルス薬を服用できないし、健康な食事を取る余裕もない。

「貧困は重要な問題だ。HIV陽性者が食料を買う金もないのなら、苦境に陥ってしまう。」とセフテル医師は語った。

NAPWAはHIV陽性の貧しい人たちの生活保護の確保を試みている。「故に、少なくとも彼らはいい食習慣にある。」とワンダは語った。

協会は、人々を教育しHIV/AIDSについて治療薬より多くのことを教える、「ウェルネス・マネージメントと前向きな生活」を重点的に扱う全国的なキャンペーンを立ち上げたとワンダは付け加えた。

「(性保健団体が)手の込んだ性生活の広告看板に金を費やす代わりに、HIV陽性者のために土地を購入し野菜を育てれば、自活できるのではないのか。」とカナンダは問いかけた。

メディアが死のイメージについて人々を誤った方向に導くため、もっと前向きな話が求められるとカナンダは言った。

「もっと人々が自分の生活に責任を持ち、ウイルスや薬に左右されないことが求められる。」とカナンダは付け加えた。

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