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南部アフリカ:WFPが南部アフリカで重大な食料不足を警告

ジョハネスバーグ 4月25日(IRIN)

5月に完了する地域調査で、世界食糧計画(WFP)が、過酷な気象条件、経済及び政治の不安定性、HIV/AIDSによって、現在、南部アフリカで食べていくので精一杯な260万人という数が倍増すると考えている。

「状況は極めて危機的である。」とWFPジュディス・ルイス東南部アフリカ地域部長は述べた。

「現在、WFPは5カ国で260万人を支援しているが、この数が倍増すると確信している。」とルイス部長は、WFP視察団が南部アフリカで緊急食料調査を実施するため移動してい最中、ジョハネスバーグでジャーナリストに語った。

マラウイ、ザンビア、ジンバブエは、レソト、モザンビーク、スワジランドと共に、南部アフリカ地域で最も支援を必要とする国のリストを構成するほど困窮している。

2月に、マラウイのバキリ・ムルジ大統領は、人口の70%が食料の入手が困難な、国家非常事態を宣言した。

「マラウイは何年にも及ぶ災害の蓄積がみられる。洪水とそれに続いて起こる干ばつによって、人々は1年以上立ち直れないでいる。人々は、時期を早めて実の青いメイズを収穫し、家庭では数ヶ月で種切れになってしまう。」

「農民が泥棒により農場を台無しにされるために、伝統的なアフリカの習慣は破綻している。人々は、農場が盗られることを恐れ、冠婚葬祭に出かけることを恐れる。これは以前には聞かれなかったことだ。」とルイス部長は語った。

「女性たちが草の茎を収穫しているのを見た。また、彼女たちは子供に食べさせるためにペースト状にしようと草の実を叩いていた。彼女たちはそういった手段に頼らないようにしなければならない。」

「子供たちは、両親が食料を探し求めるのを手伝うために、学校に行けなくなる。ブランタイヤでは、酷い栄養失調にある9歳や10歳の子供を見た。」

加えて、マラウイはコレラが発生し、11月以来、1000人近くの死亡が報告されている。

3月には、420万USドルの緊急が、30万1千人を対象に実施された。WFPは、緊急融資用財源から150万USドルを食料購入のために提供したが、この資金は返済しなけれならない。

ザンビアでは、干魃に耐性のあるサトウモロコシが「畑全体」でしおれていた、とルイス部長は語った。飼料として食べることを許された牛ですら、サトウモロコシを苦すぎるために食べようとしない。

「牛が死ぬことが心配である。牛は社会情勢と関係があり、牛の売買は最終手段と見なされ、深刻な状況の指標と考えられる。人々は、わずかな収入しか得られず、食料を買うことができない。

「農夫が、死ぬのを待つだけだと言って、奥さんと子供を遠くに追いやる。そこには希望は全くなく、絶望があるのみだ。」とルイス部長は語った。

「ザンビアで村から人がいなくなり、女性たちが赤ん坊を背負って50km歩き、国境の町へと移住するのを見た。彼女たちはジェリカンを持ち歩き、わずかな鍋ほどの食料をわかちあい、荒野に野宿している。トラック運転手や出入官職員から水を買おうとして物乞いし、そのために挽き割りトウモロコシでできた小さいバックを買おうとする。人々は何でもしようとする。」

マラウイとザンビアは生きていくために食料援助を必要とする12万5千人の難民を抱えている。

「ジンバブエとマラウイでは、人が多いことが食料不足の原因となっている。」とルイスは語った。ジンバブエでは政府が備蓄穀物を独占し、マラウイでは備蓄食糧を借金の利子として売却している。」

2月にWFPはジンバブエの55万8千人を対象に緊急措置を立ち上げた。

飢饉と雨不足の予測に加えて、ジンバブエの食料生産は政府の土地買収計画が原因で農村崩壊が起こっている。また、食料価格の高騰、食料不足、長引くインフレもある。

砂糖、植物油、主食がなくなり始め、燃料の問題もまもなく発生するだろうとルイス部長は語った。

食料分配を政治問題化しようとする試みは、一つの計画を一時的に延期させた。「『食料を政治問題化させない。』という声明を発表しなければならないだろう。」とルイス部長は語った。

モザンビークでは、今や洪水の被害にあった人々が、干魃に対処しなければならなくなっている。レソトでは、月曜日にパカリサ・モシシリ首相が、飢饉にあることを宣言した。

「レソトは小さな国なのでニーズも少ないが、地取りや山間部が多いことが原因で食料を運搬することは難しい。レソトは、常時、食料の50%を輸入しているが、深刻な状況が起こっている。」とルイス部長は解説した。

WFPは、食料が自給できるようになった時点でスワジランドから撤退したが、予備的な予測では数千人が何らかの形での支援を必要だとしている。

HIV/AIDSが状況を更に悪化させる。ルイス部長は、女性が作物を育てようとし、家族のために食料を探し、今や病気の治療もしなければならないと語った。子供が先頭に立って食料を探し求める家庭もある。多くの人々が、外へでて働くことのできる人々の減少の影響を受けている。

最も状況の悪化した6カ国で被害を受けた人々の正確な数は、5月下旬に判明するだろう。しかし、WFPは、現時点で支援を行うために6900万USドルの緊急援助を必要とすると発言した。この数字は、3月のアピールではわずか300万USドルでしかなかった。

「我々はこの状況に対処しようとする支援団体とよい会合を持つことができる。しかし、これとて十分とはいえない。我々はこの危機に本気で取り組むならば、もっと会合を持つことが必要となる。」とルイス部長は語った。

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