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エチオピア:エイズ遺児のための新組織

アジスアベバ 1月11日(IRIN)

急速に増加するエイズ遺児を支援するための新組織がエチオピアで設立される。

その組織はエイズによって両親を失った子ども達を対象とするものとなる。「この組織の目的は基金を設立し、子ども達のために使うことだ。」米国のNGO「ピープル・トゥ・ピープル」の理事長、アブラハム・アスナック博士(Dr Abraham Asnake)はIRINに語った。「子どもたちが教育、食料、住居を手にするための援助を行い、子ども達は必要とする各種サービスへアクセスすることが可能になるだろう。」

エチオピアにおけるエイズ遺児の数は膨大である。保健省の推計によると現在、100万人のエイズ遺児がおり、その多くは路上生活を余儀なくされている。「医薬品のような他の分野に予算の多くが投入される中で、エイズ遺児の問題はほとんど省みられることがない。」と、アブラハム博士は付け加えた。「この組織はエイズ遺児達の実像を浮き彫りにし、焦眉の急である彼らへの援助を実現する一助になるだろう。」

この組織は、アブラハム博士と会談を持ったエチオピアのギルマ・ウォルド・ギオルギス(Girma Wolde-Giorgis)大統領の力添えを受けている。彼はこの組織を、エチオピア国家HIV/AIDS事務局(政府によるこの疾病との闘いのために設立された組織)管理下で、共同体に根ざしたものにしようとしている。

ギルマ大統領は、500人のエイズ遺児のために開かれた定例昼食会において、この新組織の設立を発表した。両親をエイズで亡くした子ども達は、何の援助も無く、路上生活を強いられることが多い。地域の共同体は、アフリカ大陸全体を苦しめているこの問題に対して目をつむるのではなく、孤児たちに対して援助をするべきだ、と彼は聴衆に対して語りかけた。

エチオピアのHIV陽性者数は世界第3位である。インドと南アフリカだけが数で上回る。昨年発表された公式統計によると、エイズ遺児数は75万人である。最近の統計では、2014年には210万人に達するであろうことが示されているが、その数はさらに増大する可能性がある。

保健省の報告によると、地域によっては20%以上の妊婦がHIVに感染している。最近の推測値によると、15〜49歳までの成人人口のうち、7.3%がHIVに感染しているとみられる。最近のエチオピアの人口は6,500万人であり、サブサハラアフリカの人口大国の一つである。

「問題の規模の大きさは極めて懸念されるが、我々がそれと向き合うことは決定的に重要である。」と、アブラハム博士は付け加えた。「これは全ての人に関わる問題であり、エイズ遺児の数が増え続けていることを考えると、問題は改善どころか、悪化する一方であろう。」

エイズ被害者と共に活動しているエチオピアのNGO「希望の夜明け」('Dawn of Hope')は、資金の提供を切望している、と語った。すでに世界銀行はエチオピア政府のエイズ対策に対して、5600万米ドルを融資している。他の諸機関も、ヘルス・ケアおよび教育の分野で資金を提供しているが、さらに資金提供を求められている。「この新組織設立は大きな前進だ」と「希望の夜明け」のゼウドゥ・ゲタチュ(Zewdu Getachew)氏は言っている。「エイズ戦略の柱の中に、子どもたちの要求に応える組織が誕生する、ということなのだ」。

ゼウドゥ氏によると「4年前にはエチオピアの人びとは、エイズもHIVも信じていなかった」。したがって「私たちの努力の多くは人びとにこれ以上感染が拡大しないための努力をすることを訴えることにあった。やっと社会に対し、エイズ遺児たちの要求を明らかにし、どうやって支援していくのかを語るところまで来たのだ。」

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