Homeへ戻る特定非営利活動法人 アフリカ日本協議会:Africa Japan Forum

AJFは、日本・ブラジル・モザンビーク三角協力ProSAVANA事業に対する、モザンビークの農民組織、市民団体の声を日本に届け、ともに考えていこうと努めています。


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ProSAVANA・モザンビークについて考えよう


ProSAVANA事業とは何か。

ProSAVANA事業とは、ODA(政府開発援助)の一環として日本・ブラジル・モザンビーク三か国の政府による三角協力で実施される「モザンビーク北部のナカラ回廊の熱帯サバンナにおける農業開発を促進するためのアフリカ最大規模のプロジェクト」です。

JICAホームページ「モザンビークプロジェクト活動」によれば

ナカラ回廊地域を対象として、2011年4月より小規模農家の貧困削減、食糧安全保障の確保、民間投資を活用した経済発展に寄与する熱帯サバンナ地域の農業開発を目指す「日本・ブラジル・モザンビーク三角協力による熱帯サバンナ農業開発プログラム(ProSAVANA-JBM)」が開始されました。…(省略)

しかし、モザンビークの農民はこの事業に対し、反対の声を上げています。
(→我々、本公開書簡に署名する農民男女、ナカラ回廊コミュニティの家族、国の宗教組織や市民社会組織は、プロサバンナ事業が設計され、我々の国のコミュニティや大地に導入されつつある手法に対し、憤りと拒絶の意を公的に表明します。…(省略))
AJFホームページから引用「プロサバンナ事業の緊急停止を求める公開書簡」

それはなぜでしょうか。なぜなら、ProSAVANA事業は、モザンビークの農民から承認を得ようとせず、限られた情報しか与えていないまま、行われているからであります。
(→・「対話を行ってきた」のではなく、農民組織側から説明を求めるまで、まったくコミュニケーションしてこなかった。
・2009年から始まっていたのに、本年10月11日のモザンビーク全国農民連盟(UNAC)声明が出てから、慌てて対応が始まっている。ただし、この「対応」も既にみた通り、問題が多く、モザンビーク市民社会のさらなる反発を招いている。
・市民社会は業を煮やして、質問をぶつけ、抗議するために参加している。…(省略))
外務省ホームページから引用NGO外務省定期協議会 「モザンビークPROSAVANA事業の課題」

このように、日本・ブラジル・モザンビーク政府は、ProSAVANA事業がアフリカ最大規模のプロジェクトなのにもかかわらず、現地の農民の声を聴こうともせず、事業を実行しようとしています。
にもかかわらず、日本国内にこのような事実はあまり知られていないです。だからこそ、日本の皆さんがこの事実にもっと関心を向けてほしいと思っています。
確かに、このProSAVANA事業は、日本の国民の皆さんと直接な関係があるわけではありません。しかし、日本国が行っている援助事業が何らかの形で途上国の人々に被害を与えているのであれば、国の主権を持っている国民がその事実を知り、その是非について考えていく必要があるのではないでしょうか。

そもそもODA(政府開発援助)とは何か

ODA(政府開発援助)とは、政府または政府の実施機関(e.g.JICA)によって開発途上国または国際機関に供与されるもので、開発途上国の経済・社会の発展や福祉の向上に役立つために行う資金・技術提供による協力のことです。
外務省ホームページから引用「ODAとは」

もともと援助事業はどうあるべきか

(→・検討/事前評価 対象案件の内容や予想される協力効果を明確にし、実施の適切性を総合的に検討するため、「妥当性・有効性・効率性・インパクト・自立発展性」の5つの評価項目による事前評価を行います。また、必要に応じて詳細計画策定のための調査を実施します。…(省略))
JICAホーム―ページから引用「事業の流れ 技術協力プロジェクト」

「食料安全保障及び栄養のためのニュー・アライアンス」が推進する企業による農業への直接投資(FDI)は貧困削減に寄与するのか?

2012年5月に米国キャンプ・デービッドで開かれたG8サミットで「食料安全保障及び栄養に関するG8 の行動」が表明され、先進諸国と主としてアフリカ諸国による「食料安全保障及び栄養のためのニュー・アライアンス」がスタートしました。このニュー・アライアンスは、企業による農業への直接投資(FDI)を積極的に位置づけ、アフリカ諸国が土地や資本投資に関する法制度を整えるように呼びかけています。このFDI推進によって、アフリカにおける飢え、貧困問題は解決するのか?を考えるための参考資料です。
FDIによる貧困削減効果の再検討 ―多国籍企業による農地獲得をともなうFDIがアフリカの貧困削減に寄与しない理由とは―

こちらもご覧ください 「プロサバンナ」を概観する

モザンビークのことを知ろう



(国旗をクリックすると、日本の外務省のモザンビークに関する詳細な情報が表示されます)
モザンビーク共和国は、日本の約2倍の領土を持っているアフリカ南東部の国であります。
旧ポルトガル植民地であり、1975年に独立を果たした国でもあります。
しかし、その後1977年から1992年まで15年間内戦が続いた悲しい歴史も持っています。
内戦終了後、経済成長が続き、国民所得は128億ドルに達しています。(2011年:世銀)


・1日当たり摂取カロリー


・モザンビークの1日当たり主なカロリー摂取源(主食)


・モザンビークの1日当たりカロリー摂取源(全体)


・モザンビークの1人当たり年間供給量(1人が1年間どのぐらいの量の食品を食べているのか)


・表の解説
→上記の表からもわかるように、摂取栄養素が炭水化物(キャッサバ、とうもろこし、小麦、お米)に偏っています。
また、とうもろこしやキャッサバに比べ、野菜や果物、お肉の摂取量が非常に少ないことが読み取れます。


・モザンビークの料理

この料理は、「マタッパ」と呼ばれているキャッサバのカレーです。



この料理は、キャッサバと「シマ」と呼ばれているとうもろこしの粉をお湯で練って作られたものです。


ProSAVANA事業に問題点を指摘しているNPO・研究者のホームページ及び資料


  1. JVC(日本国際ボランティアセンター)「モザンビーク・プロサバンナ事業とは何か?」2

  2. オックスファム・ジャパン「日本の農業支援/投資のあり方を問うプロサバンナ事業」

  3. モザンビークを考える市民の会「公式ブログ」

  4. 舩田クラーセンさやか准教授(東京外国語大学)「土地争奪・プロサバンナ問題」

  5. 立命館大学生存学研究センター「日本・ブラジル・モザンビーク三角協力プロジェクトPro SAVANAを問う」

  6. Uniao Nacional de Camponeses (UNAC) プロサバンナ事業に関する声明

  7. Uniao Nacional de Camponeses (UNAC)ほか呼びかけ プロサバンナ事業の緊急停止を求める公開書簡

  8. AJF・JVC・OJほか 2013年9月30日:現地調査報告会「日本ODAによるモザンビークの大規模農業開発事業「プロサバンナ」に関する現地調査報告・緊急声明の発表言」@参議院議員会館

  9. AJF・JVC・OJ呼びかけ 日本・ブラジル・モザンビーク政府の大規模農業開発事業「ProSAVANA-JBM」に関する緊急声明

  10. ナンプーラ州市民社会プラットフォーム 公式声明

  11. モザンビーク開発を考える市民の会 ProSAVANA 市民社会報告 2013

  12. Fian Internationalほか呼びかけ UNAC(モザンビーク全国農民連合)をサポートする国際声明

  13. Uniao Nacional de Camponeses (UNAC) ナンプーラ宣言(2014年度総会宣言)

  14. Uniao Nacional de Camponeses (UNAC)ほか プレスリリース「プロサバンナにノー! 全国キャンペーン」

  15. AJF・JVC・OJほか プレスリリース「モザンビーク小農運動および市民社会による「全国キャンペーン プロサバンナにノー!」起ち上げを受けて」

  16. AJF・JVC・OJほか 2014年10月6日:現地調査報告会「日本のODAによるモザンビークの農業開発事業「プロサバンナ」に関する現地調査報告と提言」@参議院議員会館

  17. AJF・JVC・OJほか 2014年10月28日:プロサバンナ事業考察 概要と変遷、そしてNGOからの提言

  18. AJF・JVC・OJほか 2015年4月18日:【緊急声明】プロサバンナ事業でのマスタープラン初稿の開示と対話プロセスに関する抗議と要請

  19. AJF・JVC・OJほか 2015年5月1日:プロサバンナ事業マスタープランに関する公聴会やり直しの緊急要請

  20. AJF・JVCほか 2015年6月4日:3カ国市民社会 緊急共同声明「プロサバンナ事業のマスタープランに関する公聴会」の無効化呼びかけ【日本語訳】

  21. AJF・JVCほか 2015年6月18日:国際開発学会社会連携委員会共催講演会〜モザンビーク農業政策研究者ジョアオン・モスカ教授をお招きして〜「モザンビークにおける農業政策と土地収奪〜ナカラ回廊農業開発/プロサバンナ事業はモザンビーク開発の「救世主」になり得るか?」

  22. AJF・JVC・OJほか 2015年7月8日 モザンビークから農民リーダーがやってくる!「土地を生かし、農業に生きる〜UNAC(全国農民連合)の取り組み」@明治学院大学白金キャンパス
  23. AJF・JVC・OJほか 2015年7月9日 【緊急院内集会 7月9日 (木)16〜18時】モザンビークから農民が緊急来日!「なぜ、現地農民は異議を唱えるのか?」

  24. AJF・JVC・OJほか 2015年8月10日 【緊急声明】プロサバンナ事業における農民の分断と招聘計画の即時中止の要求

  25. 参考資料 今年3月に発表されたプロサバンナ・マスタープラン参考訳

  26. 資料 ProSAVANA事業で長引き、悪化してきた諸問題に関するNGOの見解と資料一覧

  27. AJF・JVC・OJほか 2015年12月7日 【現地調査報告会】「最後のフロンティア」アフリカにおける小農の現在と日本〜ナカラ回廊開発/プロサバンナ事業からの問題提起

  28. アフリカNOW第103号 追悼:モザンビーク全国農民連合(UNAC)代表 アウグスト・マフィゴさん 渡辺直子

  29. AJF・JVC・OJほか 公開質問状『プロサバンナ事業における「市民社会の関与プロジェクト」及びJICA契約現地企業MAJOL社について』

  30. Não ao ProSavana No to ProSavana Campaign denounces irregularities in ProSavana dialogue

  31. No to ProSavana Campaign  「プロサバンナにノー!キャンペーン」は、プロサバンナの対話における不正を糾弾する

  32. UNACほか WWFモザンビークとプロサバンナ事業のパートナーシップに対する非難声明

  33. AJF・JVCほか プロサバンナ事業「市民社会関与プロジェクト」に対する抗議声明〜抜本的な見直しに向けた要請〜

  34. UNACほか 「プロサバンナにノー」キャンペーンによる合意形成と抵抗に関する会議 会議結果要約

  35. UNACほか 3カ国市民社会によるプロサバンナ事業に関する 共同抗議声明・公開質問〜政府文書の公開を受けて〜

  36. UNACほか Joint Statement and Open Questions on ProSAVANA by the Civil Society of Mozambique, Brazil and Japan in Response to Newly Leaked Government Documents

  37. UNACほか Comunicado Conjunto e Questionamentos da Sociedade Civil de Moçambique, Brasil e Japão sobre o ProSAVANA com Relação aos Documentos do Governo Recentemente Vazados

  38. UNACほか プロサバンナ・マスタープランの見直しおよび公聴会プロセスの不正に 関する緊急声明【日本語訳】

  39. AJF・JVCほか 2016年11月28日 院内集会:日本が推進する経済開発モデルと人びとの暮らしへの影響〜SDGs時代におけるアフリカ小農の視点から〜

  40. AJF・JVCほか 11月29日 セミナー・交流会:モザンビークから農民リーダー来日!−奪われる土地・権利−

  41. AJF・JVCほか 12月7日 JICA理事長宛「【緊急抗議・要請】JICAによるモザンビーク農民・市民社会来日者への弾圧の試みについて」

  42. AJF・JVCほか 12月20日 上記【緊急抗議・要請】へのJICAからの回答

  43. AJF・JVCほか 「【緊急抗議・要請】JICAによるモザンビーク農民・市民社会来日者への弾圧の試みについて」とそれに対する回答について

  44. AJF・JVCほか 【プロサバンナ事業に関する再抗議・要請】「緊急抗議・要請」に対するJICA回答(12月20日付)を受けて

  45. プロサバンナにノー キャンペーン 2月17日 公開書簡:プロサバンナにおける JICA の活動に関する抗議文

  46. AJF・JVCほか 2月20日 モザンビーク市民社会による JICA 宛公開書簡(「プロサバンナにおける JICA の活動に関する抗議」)への賛同レター

  47. GRAIN来日報告会 2017年2月24日:GRAINによる報告「土地収奪とアグリビジネス」

ProSAVANA事業に関するNGO・外務省意見交換会


NGO・外務省定期協議会ODA政策協議会:報告、資料


右記ページで順次公開していきます。 ⇒ NGO・外務省定期協議会ODA政策協議会での報告と資料

財務省NGO定期協議会:報告、資料


右記ページで順次公開していきます。 ⇒ 財務省NGO定期協議会での報告と資料

情報公開法に基づき開示請求された外務省・JICAの行政文書とその分析


右記ページで順次公開していきます。 ⇒ 情報公開法に基づき開示請求された外務省・JICAの行政文書

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