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食料安全保障研究会公開セミナー
『アフリカ農業とバイオ燃料問題』

現在、石油に代わる持続可能なエネルギーとして注目されているバイオ燃料(アグリ燃料)。ブラジルでは実用化から既に30年以上の実績を持ち、また世界的に見ても、ヨーロッパを中心に国や大企業がバイオ燃料の開発に着手し始めている。そしてその影響はアフリカにも及んできている。広大な土地を利用し、経済拡大への起爆剤、貧困の緩和への策としていくつかの国や企業が進出を始めている。しかし、バイオ燃料生産はアフリカに利益をもたらすのであろうか?そもそも、アフリカにおいて、バイオ燃料生産が成功するのか?今回のセミナーでは特に「農」という視点から見てきたい。

・食料作物との土地の取り合いは?

アフリカにおいて作物を生産できる土地は限られている。しかもそういった肥えた土地は、すでに食料作物の生産にあてられている。そんな中で、バイオ燃料生産と食料生産の両立はできるのか?バイオ燃料生産が優遇されることによって食料生産が減少し、貧困が深まる可能性はないのか?

・水資源は大丈夫か?

水の豊かな「瑞穂の国」日本ではあまり実感がわかないが、世界では水争いが頻発しそうな勢いである。食料作物との競合は何も土地だけではない。アフリカに水は豊富にあるのだろうか?

・エネルギー原料作物の生産拡大、継続は可能なのか?

例えばキャッサバだけを見れば生産量は上がっている。しかしこれは作付け面積の増加が最大の理由であるが、今後、その拡大が限界に来た時、生産量を増やせるのか?さらにアフリカではインフラの整備が不十分であったり、作物の制限要因からくる収穫のロスが多い。輸送に必要な交通網の整備や、加工技術、さらには品種改良などの技術面を進歩させ、その問題を解決し生産性を上げることは可能なのか?

バイオ燃料生産に投資してくる国や企業は明るい見通しだけを言及しているが、はたしてアフリカの人々はそれを手放しで受け入れていいものだろうか?過去、綿花栽培で豊かになれるとアフリカは海外からの投資を受け入れたが、それが幻>想であったと気がつくのにそう時間はかからなかった。今度もバイオ燃料生産ブームでも同じような過ちを犯してしまうのか?

今回の公開セミナーでは、ナイジェリアのキャッサバ増産計画の問題点をフォローしてきた講師が、アフリカの農業の現状をふまえてバイオ燃料生産について問題提起をします。

どうぞご参加下さい。

講師:稲泉 博己さん
    東京農業大学准教授
日時:2008年3月5日(水)18:30-21:00
会場:環境パートナーシップオフィス EPO会議室
   東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山B2F
行き方:
東京メトロ表参道駅B2口から5分、渋谷駅東口から7分 東京ウイメンズプラザの入っているビルの地下2階です。
※国連大学1Fの地球環境パートナーシッププラザ(GEIC)と間違えないようご注意ください。
地 図:http://www.geic.or.jp/geic/intro/access.html
資料代:会員・400円 非会員・800円
問い合わせ:AJF事務局 担当:斉藤・松村
     電話 03-3834-6902
     e-mail:info@ajf.gr.jp
参加申込:このメールの最後にある参加確認票をAJF事務局へ送って下さい。

■参加確認票
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3月5日公開セミナー参加確認票<info@ajf.gr.jpまで>
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