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食料安全保障研究会公開セミナー
遺伝子組み換えとアフリカの農業・食料支援 記録

開催日時:2005年10月22日 午後2時〜5時
会場:丸幸ビル2F JVC会議室

2005年10月22日に開催した食料安全保障研究会公開セミナーの講演資料については、 北林さんが補訂を加えた確定版を作成して下さいました。必要な方は、AJF事 務局宛にメールまたは電話を下さい。また、北林さんが主宰する「農業情報研究所」のウェブサイトには、講演資料の基となった途上国でのGM作物開発に関するFAO報告紹介などの関連資料が多数収録されています。ご参照ください。

この日、北林さんの報告と提起を受け、一時間余り質疑・意見交換を行ないました。以下、発言、質疑を紹介します(逐語紹介ではありません。文責は、記録作成者である斉藤にあります)。

  • 新庄水田トラストです。山形県新庄地区の風土にあった米作りに取り組んでいます。年間一口3万円で、30坪の水田から収穫されるお米を受け取ることの できるトラストをやっています。取り組みの趣旨と仕組みを紹介するリーフレ ットがありますので、必要な方は連絡ください 。
    遺伝子組み換え大豆の問題に取り組み始めてから、大豆も作っています。東北大学が鉄分の無い土壌でも実る遺伝子組み換え稲を研究していると聞いて、質問状を出しました。東北大学の研究者たちは、日本では不要な稲だが、これまで稲作を行なえなかった地域でも稲を作ることができるようになると主張して います。「国際協力」や「援助」に使われるのか、特許料稼ぎに使われるのか、は判りません。

  • 遺伝子組み換えとは違うやり方を一つ紹介します。日本では、農薬使用量を減らすために害虫に効く毒素を植物に作らせるエンドファイト菌という菌が、ゴルフ場の芝生などに使われています。この菌が付いた植物が予定外の場所へ広がったり、他の植物に付いたりして、その植物を食べた乳牛に害が及ぶという事故が起きています。決まった場所に留まるように管理することが重要です。

  • 講演の中で、種子会社が、自分の都合だけで遺伝子組み換え作物の種子を売り込もうとしているように言われていました。実際には、生産者の利益につな がらないような種子を売り込むことはできません。

  • 遺伝子組み換え作物に特許権が設定され、種子と農薬を販売する企業だけが利益を得る仕組みになってしまうのが問題です。

  • 途上国では、高い農薬と肥料を使うことが前提になる遺伝子組み換え作物がそう簡単に普及するとは思えません。

  • アルゼンチンやブラジルの生産者は、除草剤耐性の大豆を作っていますが、種子会社は特許料を回収できないでいます。

  • インドにはすでに害虫を駆除する毒素を発する遺伝子組み換え綿花が導入されています。ところが、この綿花は期待されたほどの成果を上げていません。 米国で開発した綿花が、気候や風土の違うインドでは十分に能力を発揮できないでいるのだと考えられています。

  • 12月に香港で開かれるWTO閣僚級会合では、米国とEUが争っている遺伝子組み換え規制問題(7月のセミナー記録をご覧下さい)の決着はありません。
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