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アフリカンキッズクラブ
親子で行こう! ナイジェリアまるごと体験学校 報告
〜ナイジェリアの遊び、フェイスペインティングからフェアトレードのお話まで!〜

(独法)国立青少年教育振興機構「平成20年度子どもゆめ基金」から助成を受けて実施しました。

2月8日(日)広尾のJICA地球広場講堂で「親子で行こう! ナイジェリアまるごと体験学校〜ナイジェリアの遊び、フェイスペインティングからフェアトレードのお話まで!〜」が開催されました。

外は木枯らしの吹く寒い日でしたが、子供20名、大人26名(個人参加も含む)が集まり、来場順に、受付を済ませて世界地図に自分の名前シールを貼っていきます。会場にはすでにフェイスペインティングをしたスタッフのお兄さんもいて、今日は何が始まるのか、わくわくしながら13時を待ちました。

本日のイベントは、ナイジェリアの遊び、フェイスペインティング、フェアトレードのお話、ナイジェリアの音楽とダンス、の予定でしたが、多少内容変更があり、まずは、ナイジェリアのヨルバ民族の音楽の紹介からスタートです。

ステージには講師のダビさん、ガブリエルさんが脇にトーキングドラムを2個づつかかえて登場です。以下、ダビさんのお話から

〜ナイジェリアにはハウザ、イボ、ヨルバなどいろいろな民族がありますが、今日はヨルバの文化について紹介します。ヨルバ人には、エヨEyoという、年に一度の大きなお祭りがあります。この日は、100人以上の仮面を被った人やフェイスペインティングをした人々が平和を祈って踊る「ホワイト マスカレード」があり、学校や会社も休みになります。この日のフェイスペインティングには、神に祈るための特別な色である赤と白で塗られます。今日はこのエヨのリズムを紹介します。〜

このエヨのリズムは、神に祈りをこめたもので、あまり激しくなく、ゆったりしたリズムだそうです。10分ほどお二人によるトーキングドラムでエヨのリズムを演奏していただきました。ガブリエルさんとダビさんのトーキングドラムが遠いナイジェリアのお祭りのリズムを奏で、皆が聴き入ります。

ドラム演奏の後、さらに、フェイスペインティングをしたヨルバ人ダンスグループのお二人の男性が登場しました。「皆さん、こんにちは!」ダビさんのトーキングドラムの音色に合わせて挨拶です。そして、エヨのリズムに合わせ、お二人が歌とダンスを披露します。トーキングドラムのリズム、フェイスペインティングのダンサーの歌と踊りで、目の前にナイジェリアのお祭りがやってきたかのようです。

ヨルバ人の方々のパフォーマンスの終わりがけに、スタッフから子供たちに、フェイスペインティングのデザイン画とクレヨン、色鉛筆が配られました。デザイン画は、ヨルバの伝統的なモチーフにプラスアルファした、「点が素敵なもの」と、「線が素敵なもの」の、2種類が用意されていて、子供たちが好きなものを選び、思い思いの色で塗ります。中には、オリジナルがいい!という子供たちもいて、ハートや星などが書かれたデザイン画も!デザイン画を仕上げる子供たちはみんな真剣そのものでした。

デザイン画が完成した子から、メイク担当の大谷さんとプロのメイクのあきさんと美容師のあきこさんの3人で、キッズの顔に描いてもらいます。使うのはフェイスペインティング用のペンです。子供たちのお顔がみるみるカラフルにペインティングされていきます。ほっぺの線が、ネコちゃんのようでかわいい子、眉毛の上まで点を入れてもらってとてもおしゃれな子、手の上にオリジナルの絵を描いてもらった子、みんな大喜びです。ペインティングが終わった子から、スタッフにインスタントカメラで撮影してもらいました。

さて、子供たちがフェイスペインティングで盛り上がってきたころ、会場内の別の一角で、大人向けに、「フェアトレード」についてのミニ講座が始まります。アフリカン雑貨店「African Forest」の主催者でフェアトレードと、ナイジェリアに造詣が深い小島美佐さんのお話しを聞きます。

フェアトレードとアフリカ

第2次世界大戦の後、植民地支配からの独立を機に欧米のアフリカ支援が始まりましたが、単なる「援助」でなく、アフリカ諸国が自立して貿易できることをめざしたフェアトレードが、ヨーロッパから広まりました。そこで大切なことは、公正な賃金を払うことです。また、長時間労働等を改善させ、労働環境が整っていることや、現地の生産者の文化にあった、地産の尊重が大切です。

アフリカのフェアトレードではコーヒー、カカオ、綿、手工芸品が主ですが、プランテーションの搾取ではなく、共同組合で見合った賃金が払われねばなりません。

アフリカン雑貨店「African Forest」でも、アフリカ各国からの様々な品を扱っていますが、同時に、デザイナーの創造する権利の保護(アーティストサポート)も行っています。

私たちが今できることは、買い物を通じてフェアトレード一連の輪に入ることがまず第一歩です。他にも、専門技術を活かしてボランティアや有給スタッフとしてフェアトレード組織の人材となる道もあります。さらに、インターネットなどを利用して貿易を実際に行い、バザーなどで出店することもできます。

20分の短い持ち時間の中、ひじょうに濃い内容が凝縮した講義で、参加した大人は皆真剣に聞き入りました。お店から持ってきていただいた品々は、どれも素朴で現地ならでの特産品や、手作りのよさが感じられるもので、さっそくフェアトレードに参加してみたくなりました。講義が終わったころにはすっかり子供たちのフェイスペインティングが終わり、皆とっても可愛くカラフルな笑顔を見せてくれました。

第2部はダビさんとガブリエルさんのトーキングドラムの音で始まります。さっそく会場では手拍子が鳴り、踊り始める子もありました。

ダビさんのお話によると、今日の演奏は、トーキングドラムによるDunDunというもので、あまり激しくなく、エレガントな雰囲気が特徴だそうです。そこでまたダンサーのお二人も登場。今度は皆を巻き込んでのダンスタイムです。ドラムの音色とお二人のダンスにつられて、一人、また一人と子供も大人も輪に入ります。お二人のダンスを真似てみたり、即興のダンスを披露したり、皆とっても楽しそうです。そして、ダンスタイムの後にはトーキングドラムの伴奏に、お二人がナイジェリアの民謡を熱唱してくださいました。

全員で集合写真、スナックタイムとなり、イベントも終盤を迎えます。本日のスナックはナイジェリア人パートナーを持つ川田さん、周郷さんお手製のプランテーンチップスと、カスタード&クラッカーです。プランテーンは一見大型バナナのようですが、生食はせず、揚げたり焼いたりして食べ、カリカリのチップスも最高です。カスタードは、よく朝食に食べるそうで、プランテーンをディップしてもいいそうです。とってもおいしいスナックに子供も大人も大満足です。あっという間に帰る時間がやってきました。

今回は、ナイジェリアの音楽やフェイスペインティング、フェアトレードのお話など、盛りだくさんの企画で、講師の方やスタッフも含めると50名以上が集まり、皆でとても楽しい時間を過ごすことができました。さて、次回の企画をまたお楽しみに!

(アフリカンキッズクラブ企画運営コアメンバー アジマン紀久子)

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